桐谷美玲『ヒロイン失格』が『進撃の巨人』からトップを奪う!
映画週末興行成績
興行通信社が24日に土日2日間(26~27日)の全国映画動員ランキングを発表、先週2位デビューを果たした、桐谷美玲主演のラブコメディー『ヒロイン失格』が先週1位デビューを果たした『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド』から首位を奪った。
先週末だけで前週比88%となる19万6,496人を動員、興行収入は2億3,382万5,500円を記録するなど好調な『ヒロイン失格』。客層は女子中高生を中心に女性層がメインだが、カップルや親子連れ、男子中高生グループなどへの広がりも見られるという。公開9日間の累計動員は94万4,753人、累計興収は10億9,061万1,830円となった。
2位にランクダウンとなった『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド』の先週末成績は、動員11万2,487人、興収1億5,928万7,800円。累計動員は73万7,576人、累計興収は10億117万6,000円で興収10億円を突破している。
そのほかの作品は前週と同順位をキープ。4位の『アンフェア the end』は累計動員134万7,135人、累計興収17億7,405万1,800円と、シリーズ前作『アンフェア the answer』の最終興収23億4,000万円に近づいている。10位の『キングスマン』は、公開3週目にして前週動員比84%の成績を残すなど落ちの少ない興行を展開中だ。
なお、今週はランク外だが、木村拓哉主演の『HERO』が累計動員358万6,934人、累計興収45億9,868万9,900円で興収45億円を突破。『ラブライブ!The School Idol Movie』は累計動員184万1,941人、累計興収26億140万9,780円と興収26億円を突破した。
今週末は『バクマン。』『岸辺の旅』『ドローン・オブ・ウォー』『屍者の帝国』『木屋町DARUMA』『ロバート・アルトマン/ハリウッドに最も嫌われ、そして愛された男』などが公開予定となっている。(ランキング・数字などは興行通信社、文化通信社、配給元など調べ)(取材・文:壬生智裕)
【2015年9月26~27日の全国映画動員ランキングトップ10】※()内は先週の順位
1(2)『ヒロイン失格』:2週目
2(1)『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド』:2週目
3(3)『アントマン』:2週目
4(4)『アンフェア the end』:4週目
5(5)『心が叫びたがってるんだ。』:2週目
6(6)『天空の蜂』:3週目
7(7)『ピクセル』:3週目
8(8)『テッド2』:5週目
9(9)『ジュラシック・ワールド』:8週目
10(10)『キングスマン』:3週目