岡田准一『図書館戦争』が前作超えの好スタートで1位!
映画週末興行成績
興行通信社が13日に発表した、土日2日間(10~11日)の全国映画動員ランキングでは、岡田准一主演で有川浩の人気小説を実写映画化した人気アクションの続編『図書館戦争 THE LAST MISSION』が初登場1位を獲得した。
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323スクリーンで公開され、動員24万6,395人、興行収入3億2,946万2,700円を記録。2013年4月に公開された前作『図書館戦争』(最終興収17億2,000円)との初日2日間対比で動員150.1%、興収152%と、前作を大きく上回るスタートとなった。客層の男女比は15対85。年齢別では16~19歳が32.3%、20代が27.8%と若者層が約半数を占めた。鑑賞動機(複数回答可)としては「続編だから」が61.2%、「原作小説が好き」が51.9%、「キャストが好き」が51.4%と続いた。
ロバート・デ・ニーロとアン・ハサウェイ初共演作『マイ・インターン』は3位に初登場。272スクリーンで公開され、動員13万771人、興収1億7,808万2,900円を記録した。12日の祝日・月曜日を含めた動員数は19万9,000人、興収2億6,860万7,200円となり、2006年に公開されたアンの代表作『プラダを着た悪魔』の先行公開(11月11日~)分とオープニング3日間の興収(2億3,300万円)を超えるスタート。女性層を中心に訴求し、20代~60代と幅広い年代の観客を集めている。
幸福の科学の大川隆法が製作総指揮を務めた長編アニメ『UFO学園の秘密』は5位にランクイン。172スクリーンで公開され、動員8万5,495人、興収1億1,720万5,850円を記録した。マーベルの人気コミックを原作に、特殊な能力を手に入れた4人の若者の活躍を描くSFアクション『ファンタスティック・フォー』は初登場6位。639スクリーンで公開され、動員7万761人、興収9,395万7,600円となった。7位にランクインしたのは、人気児童小説を3DCGでアニメ化した『GAMBA ガンバと仲間たち』。596スクリーン公開で、動員5万8,740人、興収7,505万3,900円をあげた。
先週、首位デビューを果たした『バクマン。』は2位にランクダウンしたが、先週末だけで動員15万5,656人、興収2億1,026万1,400円を記録するなど依然好調。累計成績は動員59万9,236人、興収7億8,798万5,900円となった。
今週末は『マジック・マイク XXL』『ピッチ・パーフェクト2』『ダイバージェントNEO』『ジョン・ウィック』『探検隊の栄光』『ベトナムの風に吹かれて』『サイボーグ009VSデビルマン』などが公開予定。(ランキング・数字などは興行通信社、文化通信社、配給元など調べ)(取材・文:壬生智裕)
【2015年10月10~11日の全国映画動員ランキングトップ10】※()内は先週の順位
1(初)『図書館戦争 THE LAST MISSION』:1週目
2(1)『バクマン。』:2週目
3(初)『マイ・インターン』:1週目
4(2)『ヒロイン失格』:4週目
5(初)『UFO学園の秘密』:1週目
6(初)『ファンタスティック・フォー』:1週目
7(初)『GAMBA ガンバと仲間たち』:1週目
8(3)『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド』:4週目
9(5)『心が叫びたがってるんだ。』:4週目
10(6)『アンフェア the end』:6週目