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西川貴教、三谷新作でカエル型宇宙人に!次はスピンオフを希望!?

『ギャラクシー街道』インタビュー

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『ギャラクシー街道』でカエル型宇宙人になった西川貴教
『ギャラクシー街道』でカエル型宇宙人になった西川貴教

 アーティストのT.M.Revolution西川貴教三谷幸喜監督の最新作『ギャラクシー街道』に出演を果たした。三谷監督とは自身がレギュラーを務めていたバラエティー番組「新堂本兄弟」に監督がゲスト出演した際、すっかり意気投合し親交を深め、トントン拍子で映画への出演が決まったという。ところがフタを開けたら、「歌がうまくて、足下が濡れている、マグロバーガー好きのカエル型宇宙人」という不思議なキャラクター。最初は戸惑ったという西川がその舞台裏を語った。

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 共演者からも「かわいい」と評判のカエル型宇宙人ズズ。当初、まさかこんな奇抜な宇宙人を演じるとは思っていなかった西川は、「三谷さんのことだから、全身銀色のタイツ姿で『何だこの人』みたいな感じの宇宙人を想像していた」と述懐。「(タイツ姿なら)太っちゃいけないと思って、『体鍛えておきますね』とメールしたら、『いや、そっちじゃなくてカエルっぽく』と言われて。どういうことだろうと思っていたら、本当にカエルだった」と苦笑い。

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 食道が細く、飲み込む力が弱いズズは、劇中時間をかけてひたすらハンバーガーを食べているが、なぜか声量があり、歌がべらぼうにうまいというキャラ設定。クライマックスでは西川のダイナミックな歌もたっぷりと堪能できる。「これまでのアーティスト活動でやってきた音楽性とは全く違うもの。壮大なオーケストラをバックに、図々しくも映画を締めくくる重要なシーンを任せていただいて、本当に光栄だった」と感謝しきり。最終的にはズズ役を心から満喫したようだ。

 これまでは映画やドラマへの出演を躊躇(ちゅうちょ)していたという西川だが、最近はその意識も変わってきたという。「お芝居を目指してきたわけではないので、『僕みたいなものが』と考えてしまう時期もありましたが、今は自分を求めてくださる方がいるならきちんと対応し、自分らしさを出したいと思うようになった」と胸中を告白。「今回の映画で、三谷監督が歌唱シーンにすごくこだわりを持っていることがわかったので、今度は一緒にミュージカルをやれたらいいですね。あ、でも、まずはズズのスピンオフあたりから始められれば(笑)」とちゃめっ気たっぷりにラブコールを送った。

 本作は、宇宙空間を舞台にした三谷監督初のSFラブコメディー。西暦2265年、木星と土星の間に浮かぶ人工居住区「うず潮」と地球を結ぶスペース幹線道路「ギャラクシー街道」の中央にたたずむ小さなハンバーガーショップに集う人々が織り成す恋模様を、香取慎吾綾瀬はるかを中心としたオールスターキャストで描く。(取材・文:坂田正樹)

映画『ギャラクシー街道』は10月24日より全国公開

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