『暗殺教室~卒業編~』が3週連続ナンバーワン!『ルーム』もベストテン入り!
映画週末興行成績
土日2日間(4月9~10日)の全国映画動員ランキングが11日に興行通信社より発表され、「週刊少年ジャンプ」の人気漫画を実写化した『暗殺教室~卒業編~』が3週連続の1位を獲得した。同作の先週末の成績は動員16万7,429人、興行収入2億108万5,000円を記録。累計動員は259万6,791人、累計興収28億9,064万6,300円と興収30億円も間近だ。
公開6週目を迎えた『映画ドラえもん 新・のび太の日本誕生』が5週目と同じく2位をキープ。先週末の成績は、動員9万6,707人、興収1億1,551万1,200円となった。累計動員は333万8,968人、累計興収は37億7,852万7,800円となり、「大長編ドラえもん」新シリーズ中で最高興収となった2013年の『映画ドラえもん のび太のひみつ道具博物館(ミュージアム)』(最終興収39億8,000万円/『STAND BY ME ドラえもん』は除く)超えも目前。今年の春興行でもナンバーワン作品となっている。
公開3週目を迎えた『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』も前回とかわらず3位。先週末は動員9万14人、興収1億4,620万900円を記録し、累計動員92万4,910人、累計興収14億3,314万8,200円と、興収15億円も間近に迫っている。今週の上位3作品は先週と変わらなかった。そして広瀬すず主演の『ちはやふる -上の句-』は公開4週目にして4位をキープ。累計動員96万5,763人、累計興収11億3,303万6,100円と、興収10億円を突破している。
女優のブリー・ラーソンが第88回アカデミー賞で主演女優賞を獲得した『ルーム』は8位に初登場。75スクリーンで公開され、動員3万8,127人、興収5,724万2,300円をあげた。客層の男女比は4対6。10代からシニア層まで幅広い層を集客した。また、惜しくもトップ10入りを逃したが、アメリカとメキシコの国境地帯で繰り広げられる麻薬戦争を描いた『ボーダーライン』が、37スクリーンという小規模な公開館数ながら14位につけている。
今週末は『名探偵コナン 純黒の悪夢(ナイトメア)』『映画クレヨンしんちゃん 爆睡! ユメミーワールド大突撃』『スポットライト 世紀のスクープ』『グランドフィナーレ』『関西ジャニーズJr.の目指せ♪ドリームステージ!』『オマールの壁』などが公開予定となっている。(ランキング・数字などは興行通信社、文化通信社、配給元など調べ)(取材・文:壬生智裕)
【2016年4月9~10日の全国映画動員ランキングトップ10】※()内は先週の順位
1(1)『暗殺教室~卒業編~』:3週目
2(2)『映画ドラえもん 新・のび太の日本誕生』:6週目
3(3)『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』:3週目
4(4)『ちはやふる -上の句-』:4週目
5(7)『僕だけがいない街』:4週目
6(5)『アーロと少年』:5週目
7(6)『仮面ライダー1号』:3週目
8(初)『ルーム』:1週目
9(9)『あやしい彼女』:2週目
10(8)『映画プリキュアオールスターズ みんなで歌う♪奇跡の魔法!』:4週目