『スター・ウォーズ』新作がV3!『劇場版 MOZU』が2位に初登場
週間レンタルランキング
5月16日付のTSUTAYAレンタルDVD/ブルーレイランキングは、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』が3週連続で首位を獲得した。
『スター・ウォーズ/ジェダイの帰還』以来、32年ぶりにルーク(マーク・ハミル)、ハン・ソロ(ハリソン・フォード)、レイア(キャリー・フィッシャー)がそろい踏みし、R2-D2、C-3PO、チューバッカという旧シリーズの人気キャラクターも再登場。特にハン・ソロとチューバッカの出番が多く、レイ(デイジー・リドリー)&フィン(ジョン・ボイエガ)と共に銀河帝国の残党ファースト・オーダーに立ち向かう。ドロイドではR2-D2やC-3POよりも新キャラクターのBB-8の活躍ぶりが目立っている。
2位は初登場の『劇場版 MOZU』。西島秀俊主演で逢坂剛のハードボイルド小説「百舌」シリーズを連続ドラマ化した「MOZU」の劇場版だ。妻子の死の真相を追い続けてきた公安捜査官・倉木(西島)は警察の内部に巣くう闇を明らかにした。だが、次なる事件が発生。高層ビルが占拠、爆破されると共に、ペナム共和国の大使館が襲撃される2つのテロ事件が起きる。犯罪プランナーの高柳(伊勢谷友介)と殺し屋・権藤(松坂桃李)を中心とするテログループの犯行だったが、その裏には日本の犯罪史で暗躍してきた「ダルマ」(ビートたけし)と呼ばれる存在があった。
先週4位に初登場したスティーヴン・スピルバーグ監督作『ブリッジ・オブ・スパイ』は今週も4位をキープ。主役はトム・ハンクスだが、共演のマーク・ライランスの好演も光る。寡黙だが時に強い意志を見せるソ連のスパイを演じ、第88回アカデミー賞助演男優賞を獲得している。
先週初登場3位のSFコメディー映画『ギャラクシー街道』は6位にダウン。パニックになると強力な電磁波を出すパート店員ハナ(大竹しのぶ)、マグロバーガーが大好きなカエル型宇宙人ズズ(西川貴教)、両性具有のリフォーム業者メンデス(遠藤憲一)など三谷幸喜監督が数々のエキセントリックな宇宙人たちを生み出している。
今週のランキングは以下の通り(カッコ内は先週の順位)
1位『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(1位)
2位『劇場版 MOZU』(初登場)
3位『007 スペクター』(2位)
4位『ブリッジ・オブ・スパイ』(4位)
5位『俺物語!!』(6位)
6位『ギャラクシー街道』(3位)
7位『ジュラシック・ワールド』(5位)
8位『バクマン。』(8位)
9位『グラスホッパー』(10位)
10位『クリード チャンプを継ぐ男』(9位)
今週は18日に『白鯨との闘い』がレンタル開始となる。『スター・ウォーズ』が4週連続首位獲得なるかに注目したい。(取材・文:相良智弘)