浅野忠信、主演作が2年連続カンヌある視点部門で受賞!『淵に立つ』審査員賞に歓喜!
第69回カンヌ国際映画祭
現地時間21日に、フランスで開催中の第69回カンヌ国際映画祭で、ある視点部門審査員賞を受賞した映画『淵に立つ』(深田晃司監督・秋公開)に主演した浅野忠信が喜びのコメントを発表した。浅野は昨年、深津絵里と主演を務めた『岸辺の旅』も同部門に出品され、メガホンを取った黒沢清監督が監督賞を日本人初受賞。2年連続で主演作がカンヌで受賞する快挙となった。
『淵に立つ』受賞の一報に浅野は、「我々は妥協なくこの映画に挑みました、そしてこんなに素晴らしいとこにたどり着けました! 皆様のおかげです!!! ありがとうございます! 最高です!」と歓喜。Twitterでも受賞を報告し、ユーザーから数多くの祝福が寄せられた。
本作は、下町で金属加工業を営む夫婦(古舘寛治、筒井真理子)と一人の男(浅野)の奇妙な共同生活を描いた人間ドラマ。浅野は現地時間14日に行われた公式上映にのみ参加し、授賞式には深田監督、古舘、筒井が出席した。
同部門ではスタジオジブリ最新作となる日仏合作映画『レッドタートル ある島の物語』も特別賞に選ばれ、日本間連作がダブル受賞を果たした。最高賞パルムドールを競うコンペティション部門の授賞式は、現地時間22日に開催される。(取材:編集部・市川遥、文:編集部・入倉功一)