ピクサー新作『アーロと少年』が初登場首位!『妖怪ウォッチ』第2弾が3位にランクイン
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7月11日付のTSUTAYAレンタルDVD/ブルーレイランキングは、ピクサーの新作アニメーション『アーロと少年』が初登場で首位を獲得した。また、トップテンのうち6作品が新登場でランクインした。
【動画】臆病な恐竜アーロと勇敢な少年スポットとの友情に感動!
ピクサー作品は毎回「もしもこんな世界があったら」という設定で物語が展開する。今回は「もしも6,500万年前の地球に巨大隕石が衝突していなかったら」という設定で、絶滅を免れた恐竜たちは進化を続けて文明と言葉を持つようになり、逆に人間は言葉を持たない存在として描かれる。主人公の弱虫の恐竜アーロと、小さいけれど怖いもの知らずの少年スポットの友情を描いた冒険ファンタジーだ。
3位には「妖怪ウォッチ」の劇場版第2弾『映画 妖怪ウォッチ エンマ大王と5つの物語だニャン!』が初登場。死んでしまったケータが、どんな人間もごく普通にしてしまう妖怪「フウ2」になってしまう「エピソード1 妖怪になったケータ」など5つのエピソードが展開され、人間と妖怪の絆を描く。
アメリカ沿岸警備隊史上最大の偉業と語り継がれる実話の映画化『ザ・ブリザード』(初登場)が5位にランクイン。真冬の大西洋を猛烈なブリザードが襲い、巨大タンカーが遭難。取り残された生存者32人を救出するため、定員12人の小型救助艇で荒れ狂う海へ向かった4人の沿岸警備隊の活躍を活写する。主演は『スタートレック』シリーズのクリス・パイン。同じく初登場の、実話を基にした史劇アクション『ドラゴン・ブレイド』も6位に。ジャッキー・チェンが主演、製作、アクション監督を務めた。紀元前50年、シルクロード。西域警備隊隊長フォ・アン(ジャッキー)はローマ帝国の将軍ルシウス(ジョン・キューザック)と出会い、友情を深める。だが、一行の前に中国侵略を目論む大軍勢が攻め入り、壮大な戦いを繰り広げる。
第88回アカデミー賞で脚色賞を獲得した『マネー・ショート 華麗なる大逆転』は初登場7位。世界を襲った金融危機リーマンショックの裏側でいち早く経済破綻の可能性を予見し、不動産バブルがはじけることに巨額の資金を賭けた4人の主人公たちを描く実話の映画化だ。9位に初登場の『イット・フォローズ』は、自分だけにしか見えず捕まったら死が訪れる謎の存在「それ」に狙われる女性の恐怖を描いたホラー。ヒロイン、ジェイを演じるのは、『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』に出演の新星マイカ・モンロー。
今週のランキングは以下の通り(カッコ内は先週の順位)
1位『アーロと少年』(初登場)
2位『オデッセイ』(1位)
3位『映画 妖怪ウォッチ エンマ大王と5つの物語だニャン!』(初登場)
4位『X-ミッション』(2位)
5位『ザ・ブリザード』(初登場)
6位『ドラゴン・ブレイド』(初登場)
7位『マネー・ショート 華麗なる大逆転』(初登場)
8位『orange-オレンジ-』(3位)
9位『イット・フォローズ』(初登場)
10位「X-ファイル 2016 Vol.1」(9位)
13日に『さらば あぶない刑事』がレンタル開始となる。『アーロと少年』が2週連続首位獲得なるかに注目したい。(取材・文:相良智弘)