エディ・レッドメインが杖を手渡し!ファン騒然オタクの祭典で大サービス
コミコン2016
映画『ハリー・ポッター』の世界が舞台の新シリーズ『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』(11月23日公開)のパネルディスカッションが現地時間23日、米サンディエゴで開催されているオタクの祭典コミコン・インターナショナル(以下、コミコン)で行われ、主演のエディ・レッドメインが客席に降り立つファンサービスで会場を熱狂に包んだ。
同作は、『ハリー・ポッター』に登場するホグワーツ魔法魔術学校の指定教科書「幻の動物とその生息地」を映画化した新作ファンタジー。原作者のJ・K・ローリングが映画脚本に初参加し、不思議な生き物たちが詰まったトランクを手にイギリスからニューヨークに渡った魔法学者ニュート・スキャマンダー(エディ)の巻き起こす騒動を描き出す。
エディはこの日、『ハリー・ポッター』シリーズの監督として知られ、本作でもメガホンを取ったデヴィッド・イェーツ監督の呼び掛けでステージに登場。およそ7,000人が集まったパネル会場を見回し、「思った以上に大きなホールなもので、とても興奮しています」と笑顔を見せると、「……(会場に)灯りをともしましょう」と杖を取り出し魔法を唱える。
続けて、「助けがいるな」と続けると、ステージから客席に降り立ったエディ。突然の出来事に文字通り興奮のるつぼと化した客席で、魔法の杖を自らファンに手渡しする大サービス。杖が全員の手にわたると、会場一体となり、シリーズおなじみの呪文「ルーモス・マキシマ」を合唱。ステージ前面に広がる巨大スクリーンに美しい魔法が映し出され、会場は大喝采となった。
さらにこの日は、「ビースト」たちが次々に登場する新たな予告編も公開。迫力満点の魔法の世界を目にしたコミコンファンから、さらに大きな喝采を集めた。
この日のパネルには、共演者のキャサリン・ウォーターストン、アリソン・シガール、ダン・フォグラー、エズラ・ミラー、コリン・ファレルらも出席。普通の人間でありながら、ニュートと出会ったことで魔法の世界に足を踏み入れるジェイコブを演じたダンは、劇中で魔法を使えないことを気にする様子もなく「(『スター・ウォーズ』の)ハン・ソロだってフォースを使えないだろ」と語り、会場の笑いを誘っていた。(編集部・入倉功一)