ショーン・ペン×メル・ギブソン?約20年かけた渾身の映画に出演か
アカデミー賞主演男優賞に輝いた『ミルク』『ミスティック・リバー』などのショーン・ペンが、オックスフォード英語辞典(OED)の誕生秘話を描く映画『プロフェッサー・アンド・ザ・マッドマン(原題) / Professor And The Madman』に出演する可能性があるとDeadline.comなど多数媒体が伝えた。
本作は、サイモン・ウィンチェスターによるノンフィクション本「博士と狂人-世界最高の辞書OEDの誕生秘話」の映画化で、メル・ギブソンが約20年にわたって製作準備を進めている渾身(こんしん)の企画だ。
世界最大の英語辞典と言われるOEDの編さんを手掛けたジェームズ・マレー博士を、ギブソンが演じる。ペンにオファーされているのは、精神疾患から殺人を犯し精神科病院で暮らしながらも、マレー博士に何千もの用例を送り続け、編さんに多大なる貢献をした謎の協力者、ウィリアム・マイナーの役。
ギブソンの監督作『アポカリプト』の脚本家ファラド・サフィニアが、本作の監督と脚本を担当する予定。
ペンは、今年のカンヌ国際映画祭のコンペティション部門に出品された監督作『ザ・ラスト・フェイス(原題) / The Last Face』が、世界順次公開予定。(鯨岡孝子)