バナナマン日村の奇行とは!? 設楽が暴露!
映画『ミニオンズ』のスタッフによる最新作『ペット』の日本語吹き替え版で声優を務めたお笑い芸人のバナナマン(設楽統・日村勇紀)と佐藤栞里が、「自分たちにそっくりだった」という各自の担当キャラクターについて語り合った。
飼い主が留守の間、ペットたちは何をしているのか? そんな素朴な疑問がテーマの本作。主役であるマックスの声を担当したバナナマンの設楽は、「最初にキャラクターを見せていただいたときから、自分たちと似ているなあと思っていたんですけど、細かい表情とか行動とかも、声を入れるたびに気持ち悪くなるくらい似て見えるんです」と不思議そうな表情を浮かべ、「マックスは甘えん坊でちょっと悪い考え方もありつつ、最終的には仲間思い。まさに俺ですよ」とジョーク交じりでキャラとの類似点を挙げる。
さらに設楽は、むっくりした大型犬デュークを演じた日村のことも、「すごくデュークに似ている。ガサツなところとか、俺のメシを食っちゃうとことか(笑)」と語り、「例えば、今みんなの前に置いてある飲み物を、勝手に取って飲んじゃったりするんですよ」と相方の奇行を暴露。すると日村も、「わざとじゃなくて、自分のものなのか人のものなのか、わからなくなっちゃうんです。今はまだ飲み物だけだけど、あと何品か増えたらもうムリ」と朗らかに笑いながら、「僕たちがキャラと似ていたからオファーが来たのかも。ありがたいです」と感謝の気持ちを述べた。
一方、マックスたちの飼い主ケイティ役で声優デビューを果たした佐藤は、「いつか声を生かした仕事がしたいと思っていたので、夢がかなってうれしい。ケイティの容姿やポジティブな性格が自分に近くて、すごくやりやすかったです」とキュートにほほ笑み、「吹き替えの仕事は、もっとやってみたいと思っています。『草』の役とか、『風』の役なんかもいいですね」と瞳を輝かす。自分とは違う二次元のキャラに声を入れることが、「想像以上に楽しかった」そうだ。
そんな佐藤に対し、「すごくいい声だから、いっぱい声優のオファーが来るよ(設楽)」「さわやかなラブストーリーなんかも合いそうだよね(日村)」とエールを送るバナナマン。モデルやバラエティータレントとして大人気の佐藤だが、本作を機に活動の幅を大きく広げそうだ。(取材・文:斉藤由紀子)
映画『ペット』は全国公開中