実写『銀魂』新八に菅田将暉、神楽に橋本環奈!土方や桂は?追加8人発表
主演・小栗旬、脚本&監督・福田雄一で、空知英秋による人気コミックを実写化する映画『銀魂』(2017年公開)のキャストが追加発表され、小栗演じる坂田銀時率いる“万事屋”メンバーの志村新八役を菅田将暉、神楽役を橋本環奈が務めることが明らかになった。ほか、新八の姉・妙を長澤まさみ、攘夷志士・桂小太郎を岡田将生、からくり技師の平賀源外をムロツヨシ、真選組の局長・近藤勲を中村勘九郎、土方十四郎を柳楽優弥、沖田総悟を吉沢亮が演じる。
2004年に連載が開始されて以降、累計発行部数は5,000万部を超え、いまや週刊少年ジャンプの看板コミックとも言える「銀魂」。物語の舞台は、パラレルワールドの江戸。宇宙からやってきた“天人(あまんと)”の台頭と廃刀令により侍が衰退の一途をたどる時代に、己の信じる侍魂を堅持する変わり者・銀時とその仲間たちの周りに起こる様々な出来事をギャグとアクション満載に描き出す。
実写化が発表された際には、原作者の空知が「メンバーが豪華だろうと原作が原作ですから基本泥舟。全員銀魂と一緒に死んでもらう事になります」などと独特のユーモアを交えたコメントを寄せ、実写化アンチをもだまらせたことが大きな話題を呼んだ。撮影の真っ只中の小栗は、「銀さんは出会う人やタイミングによってキャラクターの印象が変化する部分もあり、とらえ所がないので演じるのはすごく難しいです。他の演者さんたちが僕のことを銀さんだと信じてくれれば、おのずと銀時というキャラクターになっていけるのではないかと思って演じています」と語っている。
この度さらに8人のキャストが発表。銀時が営む“万事屋”で働く志村新八に菅田将暉。新八と言えば、勢いのあるツッコミも魅力だが、菅田は「原作の中でも『この世界観における突っ込みの必要さナメんなよ!』と言っているくらい大事な役ですし、色々な笑いを分かっていなきゃいけないので『これは大役だ。空知先生はどう思っていらっしゃるのか』と思うと、とても怖かったです」と吐露するも、「少なからずこれまでの人生では突っ込みタイプではありますので精一杯演じさせていただきます!」と意気込んだ。
宇宙最強を誇る絶滅寸前の戦闘種族・夜兎(やと)族の生き残りの少女・神楽を演じる橋本環奈は、原作同様のオレンジ色に自身の髪を染め、撮影に挑んでいる。橋本は、「もちろん神楽ならではの『鼻ホジ』や『ゲ○吐き』シーンも……(笑)」と明かしており、新たに見せる顔に期待だ。容姿端麗でありながら腕っぷしの強い新八の姉・妙には長澤まさみ。この役で、これまでの印象を覆す変顔も披露したという。
そして、銀時の幼馴染でありかつての盟友・桂小太郎を演じるのは、小栗との共演も多い岡田将生。岡田は、「逃げの小太郎と呼ばれてますが、岡田は逃げません!」と決意表明。福田組常連のムロツヨシは、銀時が頼りにするからくり堂の店主・平賀源外を演じるにあたり、特殊メイクでハゲ頭と口髭を再現している。また、万事屋のペットの巨大宇宙生物・定春、桂の相棒の謎の宇宙生物・エリザベスも登場予定だといい、着ぐるみなのかCGなのか? 期待が高まる。
さらに、銀時たちとは時に対立し、時に共闘する警察部隊・真選組の局長である近藤勲を中村勘九郎、クールな副長・土方十四郎を柳楽優弥、腹黒ドS王子・沖田総悟を吉沢亮が演じる。気になるストーリーから作品のクオリティーまでさまざまな憶測を呼んでいる『銀魂』だが、未発表のキャストにも豪華俳優陣がそろっているといい、さらなる続報が待たれる。(編集部・小山美咲)