吉田羊、地上波連ドラ初主演!「主役肌ではない」と不安もあった
女優の吉田羊が、10月スタートの「メディカルチーム レディ・ダ・ヴィンチの診断」(関西テレビ・フジテレビ系、毎週火曜午後9時~)で地上波連続ドラマ初主演を飾ることが明らかになった。吉田は「主役肌ではないと思っていた自分に、果たしてこのような大役が務まるだろうかという不安もありました」と打ち明けるも、「一方で、そんな私が主役をやらせて頂けたら一体どんなドラマになるのかという興味も湧きました。素晴らしいチームの皆さんと楽しみながら、最高に面白い作品を作りたいと思います」と意気込んでいる。
「GTO」やSMAP草なぎ剛主演の“僕シリーズ3部作”、「チーム・バチスタ」シリーズなどを放送してきた関西テレビ・フジテレビ系の火曜夜10時のドラマ枠「火10」が、この秋から「火9」として夜9時にお引越し。その記念すべき第1弾に決まったのが、「チーム・バチスタ」シリーズのスタッフが再結集した医療ミステリードラマ「メディカルチーム レディ・ダ・ヴィンチの診断」だ。
本作が描くのは、原因不明の病を究明する専門部門「解析診断部」に所属する女性医師たちの奮闘。吉田が演じるのは、自身も幻覚を見るという原因不明の病に侵されて脳神経外科医を辞める決意をするも、院長に説得されて診断医として「解析診断部」に招かれた主人公・橘志帆で、曲者ぞろいの「解析診断部」の女医たちとぶつかりながらも力を合わせて患者を救っていく。10歳の娘と二人暮らしのシングルマザーという設定で、志帆自身の病の謎も次第に明らかになっていくという。
吉田の起用理由について、安藤和久プロデューサーは「吉田羊さんをテレビで初めて見たとき、この方が主演されるドラマをぜひ見てみたいと直感的に思いました。理性ではなく感性で訴えかけるような演技に心打たれ、力強い表情と吸い込まれるような笑顔の虜になってしまいました」と説明。「今回、女性医師が主人公のドラマの話が持ち上がった時に、この主人公は吉田羊さん以外ありえないと思い、ご出演のお願いをさせていただきました」と振り返っている。
吉田に加えて「解析診断部」のメンバーを演じるのは、相武紗季、吉岡里帆、白鳥久美子(たんぽぽ)、滝沢沙織、笛木優子、伊藤蘭という個性豊かな面々で、そのほか戸次重幸、庄野崎謙、小林且弥、池岡亮介、五十嵐健人、高橋克典の出演が決まっている。(編集部・市川遥)
連続ドラマ「メディカルチーム レディ・ダ・ヴィンチの診断」は関西テレビ・フジテレビ系で10月スタート 毎週火曜夜9時~9時54分