『ペット』9億超えで初登場ナンバーワン!『シン・ゴジラ』は2位!
映画週末興行成績
土日2日間(8月13~14日)の全国映画動員ランキングを15日に興行通信社が発表し、映画『ミニオンズ』のイルミネーション・エンターテインメントとユニバーサル・スタジオが手掛ける『ペット』が初登場ナンバーワンを記録した。
飼い主が留守の間にペットたちが巻き起こす騒動を描きだした本作は、先週末だけで動員37万人、興行収入4億6,746万円を記録。11日の初日から4日間では動員78万9,500人、興収9億8,282万円と大ヒットスタートを切った。イルミネーションとしては国内初のトップ作品となり、配給元の東宝東和では「興収50億円台も狙える」としている。
かつてディズニーでもアニメ化された同名小説の実写化作品『ジャングル・ブック』は5位に初登場。少年以外をすべてCGで表現したという最先端の映像テクノロジーが話題を集めており、20代~30代の男女を中心に、カップルや家族連れ、中高年層など幅広い層に訴求。動員20万9,916人、興収3億214万1,400円を記録。11日の公開日から4日間の動員は42万1,992人、興収は6億818万3,300円となっている。
人気アメコミシリーズ「X-MEN」の前日譚(たん)を描いた3部作シリーズ完結編となる『X-MEN:アポカリプス』が6位に初登場。出演はジェームズ・マカヴォイ、マイケル・ファスベンダー、ジェニファー・ローレンス、オスカー・アイザックら豪華キャストが集結。初日の11日から14日までは動員23万2,649人、興収3億2,444万1,400円となった。
2週連続トップを飾った『シン・ゴジラ』は2位にランクダウンしたものの、動員230万人、興収33億円を突破。また公開5週目の『ファインディング・ドリー』は動員433万722人、興行収入52億8,924万3,900円と、『ズートピア』よりも1週早く興収50億円突破となった。また、女子児童に人気のアニメシリーズ『劇場版アイカツスターズ!』が11位につけている。
今週末は『ゴーストバスターズ』『青空エール』『傷物語〈II 熱血篇〉』『ソング・オブ・ザ・シー 海のうた』『火 Hee』『健さん』などが公開予定となっている。(ランキング・数字などは興行通信社、文化通信社、配給元など調べ)(取材・文:壬生智裕)
【2016年8月13~14日の全国映画動員ランキングトップ10】※()内は先週の順位
1(初)『ペット』:1週目
2(1)『シン・ゴジラ』:3週目
3(2)『ファインディング・ドリー』:5週目
4(3)『ONE PIECE FILM GOLD』:4週目
5(初)『ジャングル・ブック』:1週目
6(初)『X-MEN:アポカリプス』:1週目
7(5)『ルドルフとイッパイアッテナ』:2週目
8(4)『劇場版 仮面ライダーゴースト 100の眼魂とゴースト運命の瞬間』『劇場版 動物戦隊ジュウオウジャー ドキドキサーカスパニック!』:2週目
9(7)『ポケモン・ザ・ムービーXY&Z「ボルケニオンと機巧(からくり)のマギアナ」』:5週目
10(6)『秘密 THE TOP SECRET』:2週目