美人メイドに惨殺される愛人…『X-MEN』女優がNetflixミニシリーズ出演
映画『X-MEN』シリーズのアンナ・パキンが、Netflixミニシリーズ「エイリアス・グレイス(原題) / Alias Grace」に出演することが決まった。The Hollywood Reporter などが報じた。
同ドラマは1843年に実際にカナダで起きた殺人事件を題材に書かれたマーガレット・アトウッド著「またの名をグレイス」を映像化したもの。メイドとして働く、若くて美人なグレイス・マークスが、雇い主トーマス・キニアと彼の愛人で家政婦長のナンシー・モンゴメリーの殺人で有罪となった事件を描いている。共犯者とみなされた厩務(きゅうむ)員のジェームズ・マクダーモットは絞首刑になっているが、グレイスは30年間投獄されたあと、46歳で釈放されたとのこと。その後、行方不明になったと言われている。
アンナが演じるのは殺されたナンシー。最初はグレイスと仲良くしているが、トーマスが彼女をかわいがることに嫉妬し、グレイスにクビを言い渡す。その後、ナンシーは惨殺された姿で発見されるという。歴史に名を残す殺人者グレイスは映画『ドラキュラZERO』のサラ・ガドンが演じるそう。テレビドラマ「CHUCK/チャック」のザカリー・リーヴァイの出演も決定しているが、彼の役どころは発表されていない。
脚本は『アウェイ・フロム・ハー 君を想う』のサラ・ポーリー、監督は『アメリカン・サイコ』のメアリー・ハロンが務める。「エイリアス・グレイス(原題)」は6エピソードから成り、すでにカナダで撮影がスタートしているという。(澤田理沙)