アカデミー賞に影響も?賞レースに日程変更あり
毎年1月に開催されてきた放送映画批評家協会賞、放送テレビ批評家協会賞が、今年は12月11日に開催されることがA&E局と批評家協会によって発表された。
12月に移ることにより、試写と投票はさらに繰り上がることになる。年末にかけて封切られるオスカー狙いの作品は、試写が間に合わない可能性もでてくるようだ。そのため、アカデミー賞の結果にも影響をもたらす可能性があると The Wrap は報じている。
「放送映画批評家協会賞が賞レースの先陣を切るのは合理的だと考えています。批評家の役割は、新たな映画やテレビ番組を評価し、公開される際に世間に伝えることです。新しい日程は、その年に映画とテレビの双方で最高の功績を収めた作品を評価するのに最適と言えるでしょう」と放送映画批評家協会、放送テレビ批評家協会は声明を出している。
司会は昨年に引き続き、『ヒックとドラゴン』シリーズでタフの声を担当しているT・J・ミラーが務めるとのこと。映画関係者は1月、2月に固まっている賞のためロサンゼルス入りする人も多いため、12月に繰り上げられた同賞がこれまで通りの出席者を集められるかも注目されているようだ。(澤田理沙)