「マッドネス」グラハム・マクファーソンのドキュメンタリー始動!
映画『LONDON CALLING/ザ・ライフ・オブ・ジョー・ストラマー』『セックス・ピストルズ 勝手にやったぜ!』などのジュリアン・テンプル監督が、バンド「マッドネス」のグラハム・マクファーソンを題材にしたドキュメンタリー映画を企画しているとScreendailyが報じた。
【シーン写真】ジュリアン・テンプル監督『セックス・ピストルズ 勝手にやったぜ!』
マクファーソンは、マイク・バーソン、クリス・フォアマン、リー・トンプソンが結成したバンド「ザ・ノース・ロンドン・インベーダーズ」に1978年に加入。バンドは「ザ・ノース・ロンドン・インベーダーズ・モーリス・アンド・ザ・マイナーズ」として活動し、その後「マッドネス」と改名。シングル「シティ・イン・シティ」「アワ・ハウス」などのヒット曲を手掛けたことで、英国のスカバンド(ジャマイカ発祥のポピュラー音楽のジャンル)として1980年代に活躍し、日本でもホンダ・シティのCMに出演して注目を浴びた。
本作は、プロデューサー、スティーヴン・マリットの下で進められており、過去の素材やマクファーソンの舞台「My Life Story」を基にした再現ドラマ、そしてライブ映像などを交錯させて描いていく予定。撮影は9月下旬からロンドンのホックストン・ホールで開始される。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)