『インディ・ジョーンズ』のモデル!実在の冒険家を描いた作品、アマゾンが配給?
アマゾン・スタジオが、ジェームズ・グレイ監督の話題作『ザ・ロスト・シティ・オブ・Z(原題) / The Lost City of Z』の北米配給権への最終交渉に入ったと The Hollywood Reporter ほか複数メディアが報じている。
原作は、作家デヴィッド・グラン著のノンフィクション小説「ロスト・シティZ探検史上、最大の謎を追え」。かつてエルドラードと呼ばれた南米の伝説の都市Zを追い、1925年にアマゾン奥地で姿を消した実在の英国の冒険家パーシー・ハリソン・フォーセットの探検を描いている。フォーセットは、ハリソン・フォード主演の映画『インディ・ジョーンズ』シリーズの主役インディアナ・ジョーンズのモデルとなった人物としても知られている。
本作は、もともとパラマウントとファーストルック契約を結んでいたブラッド・ピットの制作会社プラン・Bが制作する予定だったが、パラマウントのもとでの制作が中止となり、新たにジェームズ・グレイ監督が映画化権を取得して、ブラッド・ピットと共に製作した作品。主演チャリー・ハナムのほか、トム・ホランド、ロバート・パティンソン、シエナ・ミラーらが出演している。
さらに本作は、これから開催されるニューヨーク映画祭のクロージング・ナイト作品としてプレミア上映が行われる。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)