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梅宮辰夫、十二指腸乳頭がんで12時間手術 アンナに「俺は元気。騒がないで」

「十二指腸乳頭がん」で手術を受けた梅宮辰夫(2013年撮影)
「十二指腸乳頭がん」で手術を受けた梅宮辰夫(2013年撮影)

 明日発売の「週刊新潮」(新潮社)で、俳優・梅宮辰夫が、がんであることが報道されることを受け、長女でタレントの梅宮アンナが7日、都内で会見を開いた。あらためて父のがんを公表したアンナは、早期発見により手術が無事終わり、現在は療養中であると報告。「結論からいくと父は元気です」と明かすと、会見に来る前、父からも「俺は元気。騒がないでくれ」と伝言を受け取ったことを明かした。

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父直筆のメモを持って会見に臨んだ梅宮アンナ

 かねてより重病説が噂されていた父の病名についてアンナは「十二指腸乳頭がん」と説明。「一時はどうなるかと思っていた時期もあったのですが、おかげで療養時期に入っております、食事も自分でとれるようになっています」と父の現在の様子を明かした。

 6月中旬に全身のかゆみや、白目が黄色く変色するなどの症状が出たため病院に行き、がんを発見。7月26日に12時間にも及ぶ手術を成功させた。アンナは、「78歳の老齢。12時間の手術に耐えられる体力があるか心配だった」と手術前の心中を明かすと、「送り出した時にもしかしたらこれでバイバイかもしれない、会えなくなるかもしれないと思った」と振り返る。

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梅宮辰夫が自ら病状を説明したメモ

 手術後の経過については「かなり良好。今日も経過を見せに行ったんです。先生方も驚くほどの回復だと言っていました。完全に元気な人と同じじゃないですけど、ほぼ元気に回復しています」と述べ、「体重は10キロほど落ちました。食欲が戻らないところが一番の悩み」というアンナ。

 続けて「元気に歩いて、スクワットもできるところまできています。後2か月くらいで完全復帰できると思います。まだまだやりたいことがたくさんあるんでしょうね。『まだ俺はいけない』って。父とはまた一緒にテレビ出ようねって言っているんです」と語り、「とにかく今は優しくしています。また、激しいけんかができたらいいなと思いますね。父は偉大。わたしにできることを、最善を尽くして頑張ります」と話していた。(取材・文:名鹿祥史)

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