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SMAP25周年、祝う声で埋め尽くされた投稿欄 新聞社の思い

25周年を迎えてもなお、SMAPはアイドル界のトップを走り続けている
25周年を迎えてもなお、SMAPはアイドル界のトップを走り続けている - iStock.com / Berezko

 12月31日をもって解散する人気アイドルグループSMAPが9日、CDデビュー25周年を迎え、ファンから「25周年おめでとう」「これからもずっと大好きです」という声が相次いでいる。その思いを抱いているのはファンだけではない。

 同日、Twitterで「#SMAPデビュー祝25周年」のハッシュタグがトレンドに入るなど、ファンからの祝いの声はさまざまなSNS上にあふれた。またインターネット上だけでなく、各社の新聞コメント欄にも「これからもずっと応援しています」「おめでとう」「ありがとう」と思いを届けようとするファンの言葉が載っている。

 その中でも特に反響を呼んでいるのは、東京新聞の個人広告欄「TOKTOK」ページ。「TOKTOK」伝言板のおめでとう・記念日欄に掲載された祝福文は、1、2件どころか、同欄をSMAP一色にした。同紙の心意気に、ファンからは「涙出た…」「ほんとにすごい!スマヲタすごい!!」「愛があふれてました」と喜ぶコメントが相次いでいる。

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 同紙の担当者に取材したところ、自分たちではなく「ファンの方々が自発的に呼び掛けたこと」で、SMAPを祝う言葉で埋め尽くされた同ページができたという。これまでも著名人への祝福メッセージが寄せられることはあったものの、これほどまでSMAPへのメッセージが集まることは全く想定していなかったとのこと。しかしファンの思いをくみ、「SMAPさんをSMAPさんとして祝う場を設けることができれば」と同ページに多くのファンの祝福メッセージを載せることに至ったという。なお同投稿欄を申し込む際の説明文には「原稿は本紙の広告掲載基準に沿い、事前審査の上でこの欄での掲載が妥当と判断したもののみ掲載」とされている。

 同紙だけではなく、さまざまなメディアからもSMAPの25周年を祝ったり回顧する内容の企画や記事が出ている。またこの日、一般社団法人日本レコード協会は、SMAPのCD「世界に一つだけの花 (シングル・ヴァージョン)」を3ミリオン作品(最低累計正味出荷枚数:300万枚)として認定した。SMAPの影響力はとどまるところを知らない。(編集部・井本早紀)

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