佐々木希、3兄妹の末っ子で甘え上手!素顔暴露される
女優の佐々木希が14日、都内で行われた映画『カノン』完成披露試写イベントにミムラ、比嘉愛未、鈴木保奈美、雑賀俊朗監督と出席、3姉妹の末っ子を演じ実際に3兄妹の末っ子という佐々木は、次女を演じた比嘉から「天真爛漫で甘え上手でした」と指摘されると、「そうなんですかね~」と笑顔でおどけるなど、末っ子キャラを見せて観客を魅了した。
本作はそれぞれ胸に傷やトラウマを抱えながら暮らしていた3姉妹(ミムラ、比嘉、佐々木)が、とあるきっかけにより、死んだと聞かされていた母親(鈴木)が生存している事を知り、自分を見つめ直していく姿を描いた人間ドラマ。
トークでは奇しくも自身も3兄弟というミムラ、比嘉、佐々木が、それぞれ3姉妹を演じた心境を紹介。長女役のミムラは「3人並んで横から撮るカットはなかなか身長が合っていないとできないけど、比嘉ちゃんとも希ちゃんとも身長が同じくらいで」と画としてピッタリだった事を振り返り、「最初に会った時から気楽でみんな気負いしないタイプなので、リラックスしながら、時には作品の事を相談していられたので楽しかったです」とにこやかに述懐。
次女役の比嘉は実際には長女だそうで「自分で言うのもあれですけど、しっかり者で自分がやりたい事とかに突き進むタイプだったので、次女はすごく難しかったです」と冗談も交えて苦労を吐露しつつ、「実際に次女の友達に心境を聞いて、『長女と下に挟まれている分、自分を一歩引いて見てしまう』とみんな言っていたので、そこから役づくりをしていました」と明かした。
さらに、末っ子を演じた佐々木について比嘉が「天真爛漫で甘え上手でした」と暴露すると、佐々木は「そうなんですかね~」とおどけ、愛嬌たっぷりの素顔もチラリ。佐々木は実際にも3兄妹の末っ子で、撮影でも「頼ってしまったりすることもありました」といい、「(役柄の)いい意味でまっすぐで正直者で思った事には突き進んでしまう所など、実際に自分に似ていると思う所がありました。周りの親しい人が誰か苦しんでいたら、何も考えずに行ってしまう所とか……」と共感を語った。(取材・文:中村好伸)
映画『カノン』は10月1日公開