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『君の名は。』興収100億円突破!ジブリ以外の国内産アニメで初

快進撃がとまらない!! - 映画『君の名は。』
快進撃がとまらない!! - 映画『君の名は。』 - (C)2016「君の名は。」製作委員会

 現在公開中の新海誠監督によるアニメーション映画『君の名は。』が、公開から28日間で観客動員数774万1,214人、興行収入100億7,899万9,000円を記録したことが明らかになった。国内産アニメが興収100億円を突破するのは、宮崎駿監督の映画『風立ちぬ』(2013年公開)以来3年ぶり、ジブリ作品以外では初となる。

【写真】美しい『君の名は。』フォトギャラリー

 国内興収100億円超えを、1か月もたたないハイスピードで達成したことは、最近の作品としてはかなり異例のこと。『風立ちぬ』が54日間、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(2015年日本公開)が45日間、最終興行成績254億円超のモンスターヒット作『アナと雪の女王』(2014年日本公開)でさえも公開から37日間を要したことを考えると、今回の28日間という記録は、まさに驚くべき数字であることがわかる。

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 もちろん2016年公開作品の動員数・興収1位の座も、『君の名は。』が獲得している(洋画・邦画含む2016年1月1日以降公開作品が対象、興行通信社調べ)。

 『君の名は。』は、『言の葉の庭』などの新海監督が脚本から手掛けた最新作。田舎町に暮らす少女・三葉と東京に住む少年・瀧が、奇妙な夢を通じて惹かれあっていく姿を追う。神木隆之介上白石萌音長澤まさみらが声優として参加しているほか、本編に関連する場所をファンが訪問する“聖地巡礼”なども話題になっている。また第21回釜山国際映画祭(ガラ・プレゼンテーション部門)に出品するなど海外展開にも意欲的で、現在89の国と地域での配給も決定している。(編集部・井本早紀)

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