なんとなくセックスしちゃう!?高畑充希、キャバ嬢役で体当たり演技
NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」でヒロインを務めた女優の高畑充希が、12月3日公開の映画『アズミ・ハルコは行方不明』でド派手なキャバ嬢を演じている。
同作の舞台は地方都市。街では、独身OL・安曇春子(蒼井優)の捜索願いポスターの顔写真を用いた落書きの拡散や、女子高生集団が無差別に男性を暴行する事件が起こっていた。春子の失踪をきっかけに交差する二つの“いたずら”。異なる時間軸を交錯させながらアラサー・ハタチ・女子高生の三世代にわたる現代女子の生きざまを映し出す。山内マリコの同名小説をもとに、松居大悟監督がメガホンを取った。
高畑がふんするのは、とと姉ちゃんとは正反対の20歳のギャル・木南愛菜。成人式で再会した地元の友達のユキオ(太賀)と、なんとなく遊んだりセックスしたりする仲になるという、本人のイメージとはかけ離れた役どころに、高畑は体当たりで挑んだ。「撮影時期は愛菜がわからなくてわからなくて、ただただがむしゃらだったので、完走した時にちゃんと1人の人間になっていて本当にホッとしました」と語る高畑。
とと姉ちゃんとの演技のふり幅にも驚かされるが、高畑は「とと姉ちゃんも愛菜も、自分自身とは相容れない部分があるキャラクターだったのでとても難しく、だからこそ余計に愛おしく。そういうチャレンジをこれからも積み重ねていきたいな、と思いました」と容易ではなかったことを吐露する一方、「あと単純に、朝ドラの直後がアズミハルコ、というのは、なんてすてきなタイミングだろう! と。お客さんにニヤッとしていただければ幸せです」とコメントした。(編集部・小山美咲)