新垣結衣&星野源、撮影中ずっと一緒!「幸せ」とニンマリ
女優の新垣結衣が4日、都内で行われたTBSの連続ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」のプレミア試写会に出席し、劇中で契約結婚する35年間恋愛経験のない津崎(星野源)という男性について「真面目すぎて恋愛に対して一歩踏み出せないけれど、女性に対しては否定的な人ではないので、頼りになりますし、すてきだと思います」と評価した。
月刊「Kiss」で連載中の海野つなみの同名コミックを実写化する本作。職ナシ、彼氏ナシ、居場所ナシの主人公・森山みくり(新垣)は、恋愛経験のない独身サラリーマン津崎とひょんなことから夫=雇用主、妻=従業員という関係で契約結婚することになる。この日は、新垣、星野のほか、大谷亮平、石田ゆり子、脚本を担当した野木亜紀子が出席した。
「なぜ結婚するのかとか、一緒に居るのかは二人の自由。こういう形もありだと思います」という新垣は、夫役の星野とは撮影中ほぼ一緒なのだそう。星野は「9時から24時までずっと一緒の時間がずっと続くんです。幸せですよ」と満面の笑みを浮かべると、新垣も「濃い時間を過ごしています」と息がぴったりであることを強調した。
そんな新垣を星野は「スタジオや前室にたたずんでいるときは普通の女の子だなって思うのですが、カメラの前に立つとスターなんですよ」と絶賛。みくりの叔母を演じた石田も「結衣ちゃんを触れるシーンが多いのがすごくうれしい。本当にかわいくて子犬のようなんですよ」と頭をなでる仕草を見せるなど、新垣は共演者から大人気だった。
新垣は「一生懸命な女の子の役は何回かやったことはありますが、みくりは少し小ざかしいところがあります。ワードだけだと良い印象がないかもしれませんが、原作を読んで小ざかしさだけではないものがありました。やるからには愛されたいです」と抱負を述べると、「登場人物が一生懸命もがいたりしていて、とてもいとおしいんです。自分に重ね合わせたり『頑張って』と感情移入してもらえたら」と作品の見どころを語った。(磯部正和)
火曜ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」は10月11日夜10時~TBS系で放送(初回15分拡大)