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藤岡弘、ハリウッド挑戦思い出し戦闘モード!進化を誓い人生サバイバル

日本一日本刀が似合う男、藤岡弘、
日本一日本刀が似合う男、藤岡弘、

 俳優の藤岡弘、が3日、TOHOシネマズ日本橋で行われた米ドラマ「ウエストワールド」ジャパンプレミア試写会に出席し、日本人で初めて全米映画俳優組合(SAG)のメンバーとなったハリウッドでの撮影から得たことや、今後の俳優としてのあり方を熱く語った。

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 ドラマ「ウエストワールド」はアメリカ大手テレビ局HBOが、1973年に公開された同名映画をもとに、映画『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のJ・J・エイブラムス監督を製作総指揮に迎え、アンソニー・ホプキンスや、エド・ハリスら豪華俳優陣を要して製作されたSFミステリー大作。西部劇の世界を再現したテーマパークを舞台に、人工知能の目覚めと反乱が描かれる。

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 作品を観たばかりという藤岡は「頭の中がぐるぐるとしています。とても衝撃的で壮大なスケール、アメリカならではの美しい臨場感溢れる映像……もうテレビドラマとは呼べない。映画ですよ」と興奮気味に語る。またアンソニーやエドなど超一流の俳優たちの演技にも「アンソニーは、長年キャリアを積んできた存在感、内面からにじみ出る説得力、重量感や重厚さ。俳優として目指すべき方向性が同じで、リスペクトできる先輩」と絶賛する。

 自身も1986年に公開された映画『SFソードキル』で主演を務め、ハリウッドデビューを果たしているが「ハリウッドのクリエイターたちは、映像作りに対して狂った凶器のごとく情熱的。社会の闇や心の闇を鋭くえぐりとって挑戦していく姿に出会うと、言葉では言い尽くせないほどの感情がわいてきます。日本の映像界も信念を持って挑戦していければ」と胸のうちを明かした。

 さらに、人間が作り出した人工知能の脅威にさらされるという本作の設定について、「役だから演じていればいいという考えではダメ。どれだけ現実に役柄を落とし込むか。僕は『仮面ライダー』をやっているときは、スタントもなしで、子供向けの作品という意識は捨てて臨んだんです」と語ると「今までの俳優像を踏襲していくのではなく、世界観を変えないと。これからは国境や民族を超えた地球規模のテーマの作品も出てくる。自分も戦闘モードでいきます。人生サバイバルですよ」と俳優としてのさらなる進化を誓っていた。(磯部正和)

「ウエストワールド」は10月13日よりスターチャンネルで放送スタート(毎週木曜よる11時~ほか・3日、29日は第1話初回無料放送)

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