失敗…デヴィッド・ドゥカヴニーの新ドラマが打ち切り
米俳優デヴィッド・ドゥカヴニー主演の新ドラマ「アクエリアス 刑事サム・ホディアック」が、第2シーズンで打ち切られたと The Hollywood Reporter などが報じた。
同ドラマは1960年代の終わりにカルト集団を率いたチャールズ・マンソンとその“ファミリー”を題材に、彼らが起こした無差別殺人事件を描いた作品。デヴィッドはロス市警の刑事サム・ホディアックを演じている。
米NBC局がパイロット版を放送した直後から、第1シーズンすべてをオンラインで視聴できるという変わった手法を試したことでも話題になったドラマだった。第2シーズンの第1エピソードは2時間スペシャルをコマーシャルなしで放送し、視聴者獲得を試みたが、翌週からは視聴率が低迷。途中でリオデジャネイロ五輪の放送が入ったこともあり、弱い数字のまま終わったという。
クリエイターのジョン・マクナマナラは1シーズンで半年を描き、最終的に6シーズンを構想しているとインタビューで語っていたが、願いはかなわなかった。ただ、デヴィッドのスケジュールが空いたことで、うわさされている「X-ファイル」の新シーズンが実現に近づいたとも言える。(澤田理沙)