輸血を拒む病気の少年…「未成年」映画化にスタンリー・トゥッチ
映画『スポットライト 世紀のスクープ』や『ハンガー・ゲーム』シリーズのスタンリー・トゥッチが、イアン・マキューアンによる小説「未成年」の映画化に出演することになったと Screen Daily が報じた。
【動画】『スポットライト 世紀のスクープ』初来日舞台あいさつ
『ザ・チルドレン・アクト(原題) / The Children Act』が原題の本作は、宗教上の理由で輸血を拒むも成年までまだ数か月あるため決定権を有しない病気の少年と、彼の主張に対する審議を担当するロンドンの高等法院の女性裁判官の、二つの人生の交わりを描くストーリー。アメリカ人の夫との夫婦関係に悩む主人公の女性裁判官役にエマ・トンプソンが決まっており、トゥッチがその夫を演じる。
映画『あるスキャンダルの覚え書き』のリチャード・エアーがメガホンを取ることになっており、マキューアン自身が脚色を担当している。
トゥッチは現在、2017年6月に全米公開予定の『トランスフォーマー』シリーズ第5弾の『トランスフォーマーズ:ザ・ラスト・ナイト(原題) / Transformers: The Last Knight』の撮影中だ。(鯨岡孝子)