『LUPIN THE IIIRD』若かりし五ェ門はこんなキャラクター!
モンキー・パンチ原作の「ルパン三世」をアダルトなタッチでアニメ化した『LUPIN THE IIIRD』シリーズ第2弾『LUPIN THE IIIRD 血煙の石川五ェ門』(2017年2月4日公開)のアフレコ収録に声優陣が集結し、今回の主役・五ェ門役の浪川大輔が「普段の五ェ門は内面の葛藤が表面に出にくいタイプですが、こんなに長時間、敵だけでなく己とも戦っているのかという印象を台本を読んで受けました」と同キャラクターの魅力を語った。
本作は、若かりし五ェ門が最強の剣豪になるまでを描く物語。監督・演出の小池健をはじめ、「ルパン三世」30年ぶり新テレビシリーズのシリーズ構成・脚本を務めた脚本家の高橋悠也、クリエイティブ・アドバイザーの石井克人ら前作『次元大介の墓標』のスタッフが再タッグを組む。
アフレコ収録現場には浪川のほか栗田貫一(ルパン三世)、小林清志(次元大介)、沢城みゆき(峰不二子)、山寺宏一(銭形警部)らメインボイスキャストが顔をそろえ、本作で描かれる五ェ門像に言及。「今までで最も台詞量が多い」(栗田)、「五ェ門の挫折を描いた作品」(小林)、「まだ悟っていない五ェ門」(沢城)、「こんなに斬った五ェ門は観た事がない」(山寺)と口々にいまだかつてない五ェ門を目の当たりにした興奮を語った。栗田いわく、「相当ハードでヒールなテイストになる」という。
主役の吹き替えを担当する浪川は、「若さからくる感情的な姿を出しながら、五ェ門の渋さを失わないバランスと、現代の達人・五ェ門への成長を本当に微妙な変化を徐々に加えながら演じた」と役に込めた思い、情熱を表現している。(編集部・石井百合子)
『LUPIN THE IIIRD 血煙の石川五ェ門』は2017年2月4日より全国公開