『君の名は。』12月以降のロングランも視野 監督の新イラストでお祝い
興行収入145億円を突破し快進撃を続けている映画『君の名は。』の新海誠監督が、主要スタッフらと新たに描き下ろした新ビジュアルがお披露目された。ポスターとして12月上旬より全国の映画館で順次掲出予定。新海監督は「『君の名は。』がとても多くの観客に届きつつあることを、心より感謝しています」とコメントしている。
今回公開された新ビジュアルは、彗星が地球に最も接近する日のかたわれ時こと夕方に、主人公・瀧(声:神木隆之介)とヒロイン・三葉(声:上白石萌音)が出会う、劇中で最も重要とされているシーンを描いたもの。
このイラストには、新海監督やキャラクターデザインの田中将賀、美術監督の丹治匠ら映画スタッフが再結集して取り組んだ。新海監督は「思いと願いを他者に届けようともがくこと、それがこの映画のコアです。そういう瞬間を、あらためてこのイラストに描きました」と明かしている。このビジュアルは、本日の朝日新聞(東京・大阪)、読売新聞(大阪)、中日新聞(愛知)、西日本新聞(福岡)、北海道新聞(北海道)の朝刊に、『君の名は。』大ヒット記念広告として使用された。
また公開は国内だけにとどまらず、10月21日の台湾を皮切りに、11月17日から香港、11月24日からイギリスでの劇場公開を予定。現在世界89の国と地域での世界配給が決まっている。(編集部・井本早紀)