トム・ハンクス×ブルース・ウィリス×メラニー・グリフィス『虚栄のかがり火』ドラマ化へ
トム・ハンクス、ブルース・ウィリス、メラニー・グリフィス主演の映画『虚栄のかがり火』(1990)のドラマ化が検討されていると The Hollywood Reporter が報じた。
手掛けるのはテレビドラマ「ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則」「ハーパー★ボーイズ」のチャック・ローリー。まだAmazonでの企画段階らしいが、8エピソードの限定シリーズとして製作予定だという。
トム・ウルフの原作「虚栄の篝火」同様、テレビ版も1980年代のニューヨーク市に渦巻く野心、人種差別、社会階級、政治と欲を描いたドラマになるそう。物語は、ワスプ(アングロサクソン系白人プロテスタント)の債権トレーダー、シャーマン・マッコイ、ユダヤ人の地方検事補ラリー・クレイマー、英国人ジャーナリストのピーター・ファロウの3人の視点で語られていくという。
コメディー作品でヒットを飛ばしてきたチャックがドラマ作品を手掛けるということでも注目されているようだ。彼は2008年に「CSI:科学捜査班」の1エピソードを執筆した以外、コメディー以外のドラマを製作するのは初めてらしい。チャックは現在、「ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則」と「マム(原題) / Mom」のほか、Netflixでドラマ化が決まった大麻コメディー「ディスジョインテッド(原題) / Disjointed」の3作品を製作している。(澤田理沙)