織田裕二、恋愛質問に悶々…夫婦円満の秘訣を尋ねるファンにと逆質問
俳優の織田裕二が23日、都内で行われた映画『ボクの妻と結婚してください。』カップル限定試写会に登壇してティーチインを実施。しかし、プライベートの恋愛にまつわる質問ばかりに織田はなかなか答えることができず、観客に逆質問するなど終始悶々としていた。
織田裕二、恋愛質問に悶々… 夫婦円満の秘訣を尋ねるファンに「教えてください」と逆質問 画像ギャラリー
最近ケンカが増えたという夫婦の妻から「夫婦円満の秘訣」を尋ねられた織田は、一時考えるが「教えてください。僕らも知りたいかも……」と絞り出すように返答。また、「好きな人に言われてグッとくる言葉は?」という質問には、「脳みそがテンパってる」とアタフタし、じっくり考えた末に「ベッタベタなセリフが頭に浮かびました。“あ”からはじまって“る”で終わる言葉です」と、恥ずかしさから客席に背を向けて告白した。ところがここで織田は、この「愛してる」という言葉は「いいタイミングでポッと来れば(相手の心に)グッと響くし、タイミングが悪いとただの言葉として流されてしまう」と頼もしくアドバイスも伝え、観客をうなずかせていた。
さらに、「結婚記念日にお祝いをしますか」と聞かれると、「こういう職業なので、その日に仕事が入っていることが多く、申し訳ないことの方が多い」と明かしつつ、“記念日貯金”をして、「時間ができた時に何かをしよう」と考えていることも紹介し、「かなり貯まっているかもしれないです」と苦笑した。
本作は、樋口卓治による同名小説の映画化。余命宣告を受けた主人公・放送作家の三村修治(織田)が愛する家族の未来のために、自分に代わる妻(吉田羊)の最高の結婚相手を探すという、一風変わった人生のエンディング・ノートを描いたラブストーリー。
この日は、歌手の中島美嘉、三宅喜重監督も来場しており、中島は主題歌「Forget Me Not」をフルバージョンで披露。愛する人への思いをつづった切なくも温かい壮大なバラードで観客を感動的な映画の世界へ導いた。(取材/錦怜那)
映画『ボクの妻と結婚してください。』は11月5日より全国公開