「ソニック」初の長編映画、『デッドプール』監督の参加決定!
セガの人気キャラクター「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」をCGアニメーションと実写の合成で描く映画に、エグゼクティブプロデューサーとして映画『デッドプール』のティム・ミラー監督が参加することが明らかになった。セガサミーグループのマーザ・アニメーションプラネット株式会社(以下、MARZA)が発表した。
本作は、1991年にゲームソフト 「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」で誕生して以来、シリーズ累計販売本数3億5,000万本を超える(ダウンロードを含む)人気者となった超音速ハリネズミのソニックを主人公にした初の長編映画。MARZAと米ソニー・ピクチャーズ エンタテインメントと共同製作し、『ワイルド・スピード』シリーズのニール・H・モリッツ、MARZAの伊藤武志、大西美枝がプロデューサーを務める。
そしてこのたび、『デッドプール』で世界興行収入7億8,261万2,155ドル(約782億6,121万5,500円)を稼ぎ出したミラーがエグゼクティブプロデューサーとして新たに参加することが決定。ミラーは『デッドプール』続編でもメガホンを取る予定だったが、主演のライアン・レイノルズとクリエイティブ面での意見の相違があったとして、降板が明らかになったばかりだった。ミラーと共にCG映像制作スタジオ「Blur Studio」で活躍してきたジェフ・フォーラーが本作で長編監督デビューを果たす。(数字は Box Office Mojo 調べ、1ドル100円計算)
第77回アカデミー賞短編アニメ賞に共にノミネートされたこともあるフォーラーについて、ミラーは「強いストーリーテリングの才能を持った素晴らしい監督です。彼のアニメーションでの経験は、アイコニックなこのキャラクターの新たな面を引き出すことになるでしょう」と The Hollywood Reporter に語っている。(編集部・市川遥)