がんじゃないのに…マイケル・ダグラスなぜ?本人が完全否定
米俳優マイケル・ダグラスが、ヴァル・キルマーのがんをにおわせ、病状は良くないとコメントしたが、ヴァル自身が否定した。
英ロンドンで開催された質疑応答イベントに参加したマイケルは、二人が共演した映画『ゴースト&ダークネス』(1996)の話題になると「あの映画は思ったほどいいものには仕上がらなかったが、撮影は楽しかったよ。ヴァルは素晴らしい人間だった。僕とまったく同じ状況に立たされているけど、状況は良くないようだね。彼のために祈っているよ。だからヴァルはあまり表に出てこないんだ」と語ったと The Sun などが報じた。
マイケルは2013年にステージ4の舌がんと診断され、放射線治療と化学療法で克服した過去を持つ。「まったく同じ状況」とはヴァルががんだと言っているのだとメディアは大騒ぎした。ヴァルは2015年に喉に腫瘍が見つかったと報じられていたため、マイケルのコメントに「やはり」と皆、思ったようだ。
しかしヴァルはFacebookでこれを否定。喉の腫瘍については舌がまだ腫れているものの、順調にリハビリが進んでおり、がんは一切ないとUCLAの医療チームに言われたと書いている。「僕はマイケル・ダグラスが大好きだけど、彼は誤解をしている。僕が彼と最後に話をしたのは約2年前だ」と説明。その時に喉の腫瘍の診断をしてもらうための専門家を紹介してもらったが、結局UCLAの医療チームに任せ、がんではなかったと言っている。
何がマイケルにそう思わせたのかは不明だが、ヴァルは気にしていないようで、彼は愛する友人の一人だとコメント。悪気はなかったと思うと付け加えている。(澤田理沙)