『バック・トゥ・ザ・フューチャー』紐解く話題のドキュメンタリー、来年日本上陸!
今年で、6回目となる劇場発の映画祭「未体験ゾーンの映画たち」が2017年1月7日より、ヒューマントラストシネマ渋谷にて開催することが決定し、大人気シリーズ『バック・トゥ・ザ・フューチャー』を紐解くドキュメンタリー映画『バック・イン・タイム』が目玉としてラインナップに含まれていることが明らかになった。
『BTTF』主人公マーティやドクが訪れた2015年!【写真】
「未体験ゾーンの映画たち」は様々な理由から日本公開が見送られてしまう傑作・怪作映画を、一人でも多くの映画ファンにスクリーンで鑑賞してほしいとの願いから、2012年よりヒューマントラストシネマ渋谷をメイン会場として開催されている映画祭。年々規模を拡大し、2017年も新年の幕開けとともに上映される第1弾ラインナップには、実に32本にも及ぶ未体験映画が勢揃いしている。
なんといっても注目作は、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズ1作目の公開30周年を記念して製作されたドキュメンタリー『バック・イン・タイム』だ。昨年2015年が『バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2』で描かれた未来の舞台であったことから、再び世間をにぎわせたことが記憶に新しい。本作では、このシリーズがアメリカ文化に与えた影響や、『バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2』で描かれた未来がどこまで実現しているかなどまで検証しているほか、マーティ役のマイケル・J・フォックス&ドク役のクリストファー・ロイドらキャスト陣や、スタッフの撮り下ろしインタビューが、3部作の映像を織り交ぜながら構成されている。
そのほかにも、リドリー・スコット製作総指揮のもと、ニコラス・ホルトやクリステン・スチュワートが共演し、美しい近未来の建物のシーンなどを日本で撮影したという、SFサスペンス『ロスト・エモーション』や、大ヒット作『猟奇的な彼女』の続編『もっと猟奇的な彼女』、『パラドクス』のアイザック・エスバン監督作にして、シッチェス・カタロニア国際映画祭最優秀賞受賞のホラー『ダークレイン』、香港映画界のリンゴ・ラム監督によるノンストップアクション『ワイルド・シティ』など、各国のあらゆるジャンルから厳選された魅力的な映画がそろっている。(編集部・石神恵美子)
「未体験ゾーンの映画たち 2017」は2017年2017年1月7日よりヒューマントラストシネマ渋谷、1月21日よりシネ・リーブル梅田で開催