マーベル社長、2020年公開の映画タイトルすら明かさず!「ネタバレになる」
映画『アベンジャーズ』シリーズなどを手掛けるマーベル・スタジオの社長ケヴィン・ファイギが Toronto Sun の取材に対し、2020年に公開されるマーベル映画3本について、ネタバレを避けるためにタイトルすら答えなかった。
2008年の『アイアンマン』を皮切りに、様々なマーベルコミックスのヒーローを実写映画化し、その世界観を拡大しているマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)。ヒーローやヒーローチームの名をタイトルにするのがMCUでの通例で、2019年5月3日全米公開予定の『アベンジャーズ』第4弾まである程度のタイトルは明らかになっている。
しかし、『アベンジャーズ』第4弾以降の2020年に、すでに3作品のマーベル映画が公開される予定になっているが、そのタイトルはベールに包まれたまま。そのことについてケヴィンは、「『アベンジャーズ』第4弾の後で僕たちはどこに向かうのか、2020年公開予定の映画たちがどういうものになるのかについては結構はっきりしている。でも、それについて話をしたら、ネタバレになるんだ」と語ったという。2020年までに公開される作品で新たに登場するキャラクターあるいは出来事が、2020年以降の作品で扱われるのではないかと考えられる。
また2020年以降についても、「2021年に突入したら、2022年、2023年と……これまで通りのバランスでやっていくさ。今までのキャラクターたちとユニークな方法でストーリーを続けていきたい。キャラクターたちが6回も7回も映画に登場した後で、彼らをどうするかという岐路にぶつかるだろう。そういうときに、ガーディアンズ(・オブ・ギャラクシー)やアントマン、そしてドクター・ストレンジといった新キャラクターを登場させてきた。そして彼らの一握りがどうなるのかもわかっているよ」と今後の展望について自信をにじませていた。(編集部・石神恵美子)