トランプ氏追加で…米ディズニー・ワールド、アトラクション半年間閉鎖
米ディズニー・ワールドのマジックキングダムにあるアトラクションが、次期大統領に選出されたドナルド・トランプ氏を追加するため、1月17日から閉鎖されるとAttractions誌などが報じた。
一時的に閉鎖されるのは同パークのリバティースクエアにある「ホール・オブ・プレジデンツ」。歴代のアメリカ大統領のアニマトロニクスが勢ぞろいし、米国の歴史やアメリカンドリームを語るアトラクションとなっている。パーク内を歩き回って疲れた人や涼みに立ち寄る場所としても有名だが、23分間のショーを見終わった観客からは拍手が起きることも多い。
トランプ氏が加わった新バージョンは2017年の独立記念日(7月4日)からお披露目されるそう。しかし、不支持者はディズニーランドに彼が永久的に飾られることに不満があるようだ。
「いつかまた見に行きたいと思っていたアトラクションだけど、嫌だ」「トランプをディズニーのホール・オブ・プレジデンツに入れないで! やめて!」「トランプを作らなきゃいけないと気付いたディズニーのイマジニアたちは悲しいだろうなぁ」などのツイートが見られた。
ならばいっそアトラクションを取り壊せばという声まである。「ホール・オブ・プレジデンツって必要?」「これを機会にディズニー・ワールドはホール・オブ・プレジデンツを撤去するってのはどう? 代わりにジェットコースターを作るとか」とこんなところでも次期大統領に対するアメリカの声は厳しいようだ。(澤田理沙)