『インデペンデンス・デイ』続編がトップに!佐藤健主演『せか猫』は11位スタート
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11月14日付のTSUTAYAレンタルDVD/ブルーレイランキングは、『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』が首位を獲得した。
『インデペンデンス・デイ』が公開されてちょうど20年後の今年夏に公開された本作は、地球侵略をもくろむエイリアンを撃退してから20年後の世界を描く。エイリアンの侵略から生き延びた人類は団結し、回収したエイリアンのテクノロジーを利用して地球と月面に防衛システムを構築。エイリアンの再来に備えていた。だが16年7月、アフリカに残された宇宙船が覚醒し、仲間に向けて信号を発する。再び地球に襲来したエイリアンの宇宙船は重力を自在に操って各国の主要都市を次々に破壊する。果たして人類の運命は?
先週首位の大泉洋主演『アイアムアヒーロー』は2位にダウンした。ハリウッドで定番のゾンビ映画では、人間は銃でゾンビを相手にする。だが、ここは日本。主人公だけが散弾銃、および銃砲所持許可証を持っているが、人間相手に撃ったことはないので、謎のウイルスの感染によって凶暴化した生ける屍「ZQN(ゾキュン)」にも撃つ勇気はない。日本らしい設定がある一方、ゾンビ映画のお約束である「生き残った人間同士の醜い争い」はしっかり踏まえ、ZQNが人間を襲ったり殺されるシーンなど暴力描写は過激でR15+指定となっている。
先週から4ランクアップした3位の『映画クレヨンしんちゃん 爆睡! ユメミーワールド大突撃』は、劇場版第24作目。夢の世界を舞台に、しんのすけとカスカベ防衛隊の活躍を描く。4位は2ランクダウンの『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』。ジョニー・デップふんするマッドハッターをはじめ、白と赤の女王や“消える猫”チェシャ猫らワンダーランドの個性的なキャラクターたちが再集結。アリスが過去へさかのぼる過程で、マッドハッターと父親との確執や白と赤の女王の幼年期の秘密が明かされる。また、佐藤健と宮崎あおいが初共演を果たした、ベストセラー小説の映画化『世界から猫が消えたなら』は11位に初登場。来週のトップ10入りに期待したい。
今週のランキングは以下の通り(カッコ内は先週の順位)
1位『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』(3位)
2位『アイアムアヒーロー』(1位)
3位『映画クレヨンしんちゃん 爆睡! ユメミーワールド大突撃』(7位)
4位『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』(2位)
5位『デッドプール』(4位)
6位『クリーピー 偽りの隣人』(6位)
7位『ズートピア』(5位)
8位『名探偵コナン 純黒の悪夢(ナイトメア)』(8位)
9位『オオカミ少女と黒王子』(9位)
10位『フィフス・ウェイブ』(10位)
今週は18日に『エクス・マキナ』『教授のおかしな妄想殺人』がレンタル開始となる。『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』が2週連続首位獲得なるかに注目したい。(取材・文:相良智弘)