『アサシン クリード』ファスベンダーの殺陣がヤバすぎる!
大ヒットゲームを新たなキャラクターとストーリーで実写化した映画『アサシン クリード』より新たな予告編が公開され、本作のためにパルクールや殺陣などを学んだという主演マイケル・ファスベンダーの本格アクションシーンがたっぷりお披露目された。
記憶を失った死刑囚のカラム・リンチ(ファスベンダー)は、謎の施設に送り込まれ、遺伝子操作によって自分の祖先の記憶を追体験させられる。祖先は、スペインでテンプル騎士団に立ち向かう伝説のアサシン(暗殺者)であり、禁じられた秘宝“エデンの林檎”のありかを知る人物だった……。
『マクベス』のファスベンダー、マリオン・コティヤール、ジャスティン・カーゼル監督が再集結した本作。カーゼル監督が「多くの戦いのシークエンスやスタントを、役者やスタントマンが演じている」と明かしたように、視覚効果に頼り切るのではなく生身の人間によるリアルなアクションの数々がこの度公開された映像で確認できる。身軽に建物から建物へと飛び移ったり、テンポよく繰り広げられる華麗なバトルシーンに息をのむ仕上がりになっている。
南ヨーロッパのマルタで、気温40度の屋根の上でも撮影をおこなったといい、「CGIをふんだんに使うやり方もできたが、観客にアサシンが実際にビルからビルへとジャンプできると信じさせることができたら面白いと思った」と続けるカーゼル監督は、「ゲームではできないことは何だろう? と考えて、“映画ではマイケル・ファスベンダーを15フィート(約4.5m)下に落とすことができる”と思ったんだ」とまで語っていた。プロデューサーとしても名を連ねているファスベンダーが、決死の覚悟で挑んでいることが伝わってくる一作だ。(編集部・石神恵美子)
映画『アサシン クリード』は2017年3月3日全国公開