『モアナと伝説の海』首位デビュー!ディズニーアニメ史上歴代2位の好成績
全米ボックスオフィス考
先週末(11月25日~11月27日)の全米ボックスオフィスランキングが発表され、ディズニーの新作アニメーション映画『モアナと伝説の海』が興行収入5,663万1,401ドル(約62億2,945万4,110円)で首位デビューを果たした。(数字は Box Office Mojo 調べ、1ドル110円計算)
同作は、『リトル・マーメイド/人魚姫』の監督コンビが大海原へと冒険に出るヒロイン・モアナの姿を描いたミュージカルファンタジーアドベンチャー。ディズニーアニメーション作品では、『ズートピア』(7,506万3,401ドル・82億5,697万4,110円)に次ぎ歴代2位のオープニング興収を記録した。感謝祭があった先週は23日(水)から公開となり、公開5日間の興収は8,208万274ドル(約90億2,883万140円)に達している。
2週目の『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』はワンランクダウンの2位。興収は4,508万4,763ドル(約49億5,932万3,930円)で、前週比はわずか39.4%ダウンと素晴らしいキープ率を誇っている。4週目の『ドクター・ストレンジ』も引き続き好調で、ワンランクダウンに抑えて3位となった。
一方、ブラッド・ピット&マリオン・コティヤール共演のラブストーリー『マリアンヌ』は興収1,270万1,743ドル(約13億9,719万1,730円)で初登場4位、『バッドサンタ』の続編『バッド・サンタ2(原題) / Bad Santa 2』は興収617万6,680ドル(約6億7,943万4,800円)で初登場7位とどちらも予想を下回る結果に。『レッズ』などで知られるウォーレン・ベイティ監督のロマンチックコメディー『ルールズ・ドント・アプライ(原題) / Rules Don't Apply』は2,000館以上で公開された作品としては今年最低のオープニング興収を記録してしまい、初登場12位に沈んだ。
今週末は、アーロン・エッカートと『カリフォルニア・ダウン』のブラッド・ペイトン監督がタッグを組んだホラー『インカーネイト(原題) / Incarnate』などが公開される。(編集部・市川遥)
11月25日~11月27日の全米ボックスオフィスランキングは以下の通り。()は先週の順位。
1(初)『モアナと伝説の海』
2(1)『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』
3(2)『ドクター・ストレンジ』
4(初)『マリアンヌ』
5(4)『メッセージ』
6(3)『トロールズ(原題) / Trolls』
7(初)『バッド・サンタ2(原題) / Bad Santa 2』
8(5)『オールモスト・クリスマス(原題) / Almost Christmas』
9(6)『ハクソー・リッジ(原題) / Hacksaw Ridge』
10(7)『ジ・エッジ・オブ・セブンティーン(原題) / The Edge of Seventeen』