神田沙也加、SAO劇場版で初のアイドル役に挑戦!参考にしたのは…
歌手で女優の神田沙也加が、アニメーション映画『劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-』で、新キャラクターの歌姫・ユナの声を担当することが発表された。1日、都内で行われた公開アフレコに現われた神田は、自身初のアイドル役に挑戦したことに「今までの活動の中でアイドルという存在には、なったことがなかったので、存分にやらせてもらいました。すごく楽しかったです」とうれしそうな表情を見せた。
人気ライトノベルを基に、2012年にテレビアニメ化、2014年にはテレビアニメの第2期が製作された「ソードアート・オンライン」(略称、SAO)。現在進行している劇場版は、原作者である川原礫が脚本を書き下ろしており、AR(拡張現実)型の端末「オーグマー」というアイテムを用いた新たなストーリーが展開する。神田が演じるユナは、ARアイドルとして人気を博しているアイドル歌姫という役どころになる。
神田はユナについて「小悪魔っぽい魅力もあるかわいらしいキャラクター」と説明。「(作品は)すごい人気のシリーズで、この世界に入れること自体がうれしかった。いろんな方からアイデアをいただきながら挑戦しました」と話し、自身の演技の完成度についても「どうにもこうにもつまづいたというのもなかったです。胸をなで下ろしました」と満足げな表情。
神田の母が元国民的アイドルの松田聖子ということもあり、報道陣からは「参考にしたアイドルはいましたか?」という質問も飛んだが、神田は「特に実際の3次元で参考にした人というのはなかったです」ときっぱり。歌姫役であることから劇中歌も数曲担当しているそうで、「楽曲がものすごくかっこいい曲であったり、アイドルらしいかわいらしい曲があったりで、ディレクションも『もっとアイドルらしく』とか、『甘い声を使ってください』というのが多かったです。曲によって全然違う感じでやらせてもらいました。(誰かを参考にするというより)自分らしいユナを追求しました」と明かしていた。(取材・文:名鹿祥史)
『劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-』は2017年2月18日より全国公開