『メジャーリーグ』オーナー女優が死去 がん闘病の末 67歳
映画『メジャーリーグ』で亡き夫からMLBチーム、クリーブランド・インディアンスを受け継いだ女性オーナー、レイチェル・フェルプスを演じたマーガレット・ホイットンさんが、12月4日(現地時間)に亡くなった。67歳だった。
友人でタシュテゴ・フィルムズのパートナー、スティーヴン・タバキンは、がんとの闘病の末、フロリダ州パームビーチの自宅で静かに息を引き取ったと The Hollywood Reporter に語っている。
マーガレットさんは、1973年にオフブロードウェイの舞台「ベイビー・ゴーヤ(原題) / Baba Goya」でデビュー。舞台女優として活躍していた彼女はニューヨークの夏恒例の野外観劇イベント「ニューヨーク・シェイクスピア・フェスティバル」の常連キャストでもあったという。映画では『ナインハーフ』『摩天楼(ニューヨーク)はバラ色に』『顔のない天使』などに出演している。
女優引退後は舞台監督になり、2011年にはジョー・クーマーの小説「ザ・ループ(原題) / The Loop」を基にした『ア・バード・オブ・ザ・エア(原題) / A Bird of the Air』で映画監督デビューをしていた。(澤田理沙)