山田孝之初台湾!JINTAKA解散は「逆算して」
俳優・山田孝之が、映画『闇金ウシジマくん Part3』の台湾公開を記念し、初めて台湾に訪れ、現地ファンとの交流と記者会見を実施。空港に詰めかけたファンからお出迎えされるなど現地での人気ぶりを味わう一方で、今年8月に赤西仁と組んだ音楽ユニット・JINTAKAの解散の経緯などについて語った。
現地時間13日、会見に臨んだ山田は、現地の言葉で自己紹介をしたり、会見中にふるまわれた台湾名物「小籠包」「名産クッキー」「台湾式フライドチキン」を食べたりと、終始なごやかな雰囲気で台湾を堪能。タイトルの通り闇金業界を描く『闇金ウシジマくん』シリーズについて、「シリーズ当初からお金がいかに強いものかを言い続けています。お金の扱いがなぜ難しいかというと、ここにいる人たちの給料も違うし、使い方、使う金額も違う。お金との距離感は今の収入と出て行く額のバランスをはかっておかないとバランスを崩してしまう。それくらいお金は扱いが難しいものなんだというのを特に若い人たちに伝えたくてこの作品を続けてきました」と熱い気持ちを述べた。
またMCから、本作を含め共演が多い綾野剛について問われると、「『クローズZERO』で共演してます。そこからプライベートでも仲良くしています。彼はすごく頼りになる仲間だと思ってます」とコメント。共演が多い理由については、「なんでなんでしょうね。ウシジマくんに関しては、ウシジマ社長って独特で仲の良いという設定がすごく難しいので実際に仲の良い綾野剛にすることで説得力が増すことができたんだと思います。あとは彼がすごく勢いがあったので(制作側が)あやかりたかったのでは?」と笑いながら分析した。
そんな山田に、今年音楽で“相方”となった赤西とのユニットJINTAKAについて、記者から「JINTAKAの解散は計画的なジョークですか?」という質問が。これに対し山田は、「冗談です。いろんな考えがあって、仁とは相談して決めていったのですけど先に目指しているものがあって、そこから逆算してあえてそれをやっていったという感じです」と答え、解散は結成時から想定済みであったことを明かしていた。(編集部・井本早紀)