ディズニー『101』悪女クルエラ主人公の実写化、監督決定か
米ディズニーのアニメ映画『101匹わんちゃん』(1961)に登場する悪女クルエラを主人公にした実写映画作品で、ドラマ「モーツァルト・イン・ザ・ジャングル」の共同クリエイター、アレックス・ティンバースがメガホンを取ることになりそうだ。The Hollywood Reporter が報じた。
『アメイジング・スパイダーマン』シリーズのエマ・ストーンが、ディズニー・ヴィランズの中でも、抜群のファッションセンスを持つ悪女として人気を集めているクルエラ役に決まっている本作。Amazonオリジナル作品「モーツァルト・イン・ザ・ジャングル」の共同クリエイターで、トニー賞に2度ノミネートされたこともあるアレックスが、監督として交渉中とのこと。
アレックスが監督に決まれば、本作がミュージカル作品として製作される可能性もあると同サイトは推測している。オスカーの呼び声が高いミュージカル映画『ラ・ラ・ランド』で主演を務め話題になっているエマと、ミュージカルコメディー「モーツァルト・イン・ザ・ジャングル」でその手腕を発揮したアレックスのタッグに期待が高まる。脚本は『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』のケリー・マーセルが担当するとのこと。
なお、同アニメが実写化されるのは今回が初めてでなく、1996年に『101』、2000年にもその続編『102』が公開されている。同実写版シリーズでは、グレン・クローズがクルエラを演じた。
ディズニーはこのほかにも同社アニメ映画の実写化を進めており、エマ・ワトソン主演の『美女と野獣』が2017年4月21日に日本公開されるほか、ティム・バートンがメガホンを取る『ダンボ』などの企画を抱えている。(編集部・石神恵美子)