ケネディ暗殺事件で妻は…ナタリー・ポートマン熱演のオスカー有力作、来年3・31公開!
オスカー女優ナタリー・ポートマンが、今なお高い人気を誇るファーストレディ、ジャクリーン・ケネディを演じた映画『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』の日本公開日が3月31日に決定。併せて特報映像が公開され、先日ゴールデン・グローブ賞主演女優賞にノミネートされたナタリーの熱演ぶりがお披露目された。
謎多き大事件として今なお論議が交わされている、第35代アメリカ合衆国大統領ジョン・F・ケネディの暗殺事件。その衝撃的な瞬間を、誰よりも近い場所から見ていたのは、その妻ジャクリーンだった。本作は、ファーストレディの彼女が過ごした、ケネディ大統領の暗殺から葬儀までの4日間を活写した実録劇だ。
公開された特報では、『ブラック・スワン』でアカデミー賞主演女優賞に輝いたことのあるナタリーに、再びその賞をもたらすのではないかとささやかれている名演技が確認できる。ジャッキーの愛称で親しまれていた彼女の穏やかな日々が、1963年11月22日、夫が暗殺されたことで一変する。銃撃を受けた夫の頭を膝に抱えながら移動する場面や、ホワイトハウスから教会へ行進する大掛かりな葬儀の様子など、歴史に残るシーンが再現される中で、何よりも印象的なのがナタリーふんするジャッキーの表情だ。また、ジャッキーの外見だけでなく、徹底的な役づくりによって、話し方や歩き方までも見事に再現しているのもわかる。
ファッションアイコンとしての支持も多いジャッキーだけに、彼女のまとう華麗なファッションや、優雅で洗練されたホワイトハウスの内装などにも注目したい一作だ。メガホンを取ったのは、『NO』で注目を浴びたチリ出身のパブロ・ラライン監督。(編集部・石神恵美子)
映画『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』は3月31日よりTOHOシネマズシャンテほかにて全国公開