フルCG『バイオハザード』最新作、これは怖い!恐怖とアクション満載の予告編
カプコンの大ヒットゲーム「バイオハザード」シリーズのフルCG長編アニメーション最新作『バイオハザード:ヴェンデッタ』の予告編が公開された。ファンおなじみのキャラクターによるスタイリッシュなアクションと、エグゼクティブプロデューサーを務める清水崇ならではの原点回帰なホラー演出がミックスされた映像に仕上がっている。
3本目の長編CGアニメとなる本作では、ゲームファンおなじみの主人公クリス・レッドフィールドとレオン・S・ケネディが初めて共闘。ゲームシリーズ「バイオハザード0」で主人公を務めたレベッカ・チェンバースも加わり、「死者が甦り、凶暴化する」という不可解な事件を発端に判明する、新型ウイルスによる大都市ニューヨークへのバイオテロを阻止するため奮闘する姿を描く。
公開された予告編では、「バイオハザード」本来の魅力ともいえる“ホラー”を徹底的にフィーチャー。薄暗い闇の中で本能と内臓をむき出しにして迫ってくる死者たち、四肢を切断される兵士たちの姿などが次々と映し出される。
もちろん、実写版「機動警察パトレイバー」シリーズなどを手掛け、アクション演出に定評のある辻本貴則監督も本領を発揮しており、ゾンビや生物兵器を相手にしたクリスとレオンのスタイリッシュなガンアクションにも注目。とらわれの身となり美しいドレスに身を包んだレベッカや、今回のバイオテロの首謀者グレン、最後には狂暴な本能をむき出しにしたような巨大な敵の姿も確認できる。
恐怖とアクションがほどよくブレンドされた映像には辻本監督も大満足の様子で「スタッフ一同“バイオ愛”をたっぷり詰め込み、精魂込めた『バイオハザード:ヴェンデッタ』がいよいよ完成間近。『おおっ、マジか』とダジャレをこいてる場合ではない……遂に予告編が解禁である。しかも音楽は川井憲次氏の新曲で、多少のネタバレも全く気にしないというスタッフ渾身の予告編! 『ああそうさ、本編の面白さはこんなもんじゃないぜ!』といかにも監督っぽい強気のコメントとともに……さあ、とくとご覧あれ!」と自信たっぷりに語っている。(編集部・入倉功一)
映画『バイオハザード:ヴェンデッタ』は2017年5月27日より全国公開