いきものがかり“放牧宣言”　各自ソロ活動へ＜メンバーコメント全文＞

　人気音楽ユニット・いきものがかりが、5日、それぞれソロ活動期間を設ける旨の「放牧宣言」を発表した。所属事務所スタッフは「リフレッシュのために一旦各自のペースでメンバーそれぞれの可能性を伸ばすことを目的とした放牧期間へ入ることとなりました」と説明している。

　メンバーの水野良樹、吉岡聖恵、山下穂尊の3人は連名でつづった「いきものがかり放牧宣言」内で、「10年間、3人で一生懸命に頑張ってきたので、ここらで一度、メンバーそれぞれ、自由になってみようと思います」とコメント。「ここでひとまず『今まで、ありがとう。』そして『これからも、よろしく。』いきものがかりは3人が帰って来る場所です。またみなさん笑顔で、会いましょう！　それでは行ってきます」と言葉を寄せている。

　事務所スタッフによると、デビューからの10年間ならびに結成からの17年間、これまで3人でのグループとしての活動にこだわりを持ってきた彼らだが、10周年を機に次へのステップとしてグループの枠を超え、思い思いに各自の時間を過ごしていくことで新たな成長を手にすることを望んだという。また新しい一歩について、事務所スタッフらとチーム全体で考えて「放牧」と表現することにしたとのこと。

　また事務所側は、「これより一度、3人はそれぞれに自由な活動をして参りますが、『放牧宣言』にもある通り、彼らの帰る場所がいきものがかりであることに変わりはありません」と解散等ではないことを示し、「この放牧期間は、いきものがかりがより皆様に愛して頂ける存在へと成長するための大切な時間だと考えております。新しい一歩を踏み出す3人を、引き続き温かく見守って頂けましたら何よりでございます」と呼び掛けている。（編集部・井本早紀）

いきものがかり放牧宣言＜全文＞

10年間、
3人で一生懸命に頑張ってきたので、

ここらで一度、
メンバーそれぞれ、
自由になってみようと思います。

好きなことをやってみたり、
新しいことをはじめてみたり、
ぼーっとゆっくりしてみたり、
行ってみたかったところへ旅に出てみたり。

それぞれの未来を、もっと広げるために。

3人の物語を、もっと長く、もっと楽しく、続けるために。

いきものがかり放牧宣言。

ここでひとまず「今まで、ありがとう。」
そして「これからも、よろしく。」

いきものがかりは3人が帰って来る場所です。
またみなさん笑顔で、会いましょう！

それでは行ってきます。

放牧！

いきものがかり 水野良樹・吉岡聖恵・山下穂尊