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『マッドマックス』モノクロ版も完璧だ!ベストバージョンに絶賛の声!

映画少年に戻って大興奮! ライムスター宇多丸と高橋ヨシキ
映画少年に戻って大興奮! ライムスター宇多丸と高橋ヨシキ

 映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のモノクロ版『マッドマックス 怒りのデス・ロード <ブラック&クローム>エディション』ブルーレイ発売を記念した試写会が13日、スペースFS汐留で行われ、ヒップホップグループRhymester(ライムスター)の宇多丸と映画ライターの高橋ヨシキが本作の魅力をあらためて語った。

【写真】モノクロもめちゃくちゃ格好いい!フォトギャラリー

 2016年に行われた第88回アカデミー賞で最多12部門にノミネートされ6冠に輝くなど、世界中でファンを熱狂の渦に巻き込んだ『怒りのデス・ロード』。日本でもリピーターが続出するなど、映画シーンを大いに盛り上げた。そんな傑作がモノクロ版として日本でも劇場公開されることが発表されたときには、大いに話題になり、しかもメガホンをとったジョージ・ミラー監督がモノクロ版を「ベストバージョン」と賞賛していただけに、その期待は大きく膨らんだ。

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 公開に先駆けてこの日、いち早くモノクロ版を観た高橋は「白黒になっても印象は変わらないのかなと思っていたんだけれど、違った」と前置きすると「色がなくなることでグラフィックノベル感が出ていて、めちゃくちゃ格好よかった。抽象性が高まり、映画の持つ強さがより際立った」と興奮気味に感想を述べる。宇多丸も「白黒になったことで話の構造がわかりやすくなり、本当にコントラストのきれいな映画だったんだなって改めて再認識しました」と絶賛した。

 会場には、モノクロ版で初めて本作を観るという観客もおり、宇多丸はどういった印象を持つのか興味津々。上映が終わるとすぐに「どうだった?」と感想を求めると「すごく面白かった。カラー版も観たい」と回答。その答えに「そうでしょ。とにかく完璧な映画なんですよ」と満足そうな表情を浮かべていた。

 “マッドマックス愛”を語りまくる宇多丸と高橋のトークに大きくうなずく会場のファンだったが、高橋が「『超良かった』しか言ってないな」と苦笑いを浮かべるほど、モノクロ版の完成度は高かった。しかしカラー版とモノクロ版で優劣をつけるものでもなく、最終的には「(モノクロ版でも)またまた良かった『マッドマックス 怒りのデス・ロード』てことですね」と結論を出し、客席を笑わせていた。(磯部正和)

『マッドマックス 怒りのデス・ロード <ブラック&クローム>エディション』は新宿ピカデリーほか全国66館にて上映 うち48館が4DX上映 ブルーレイは2月8日発売

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