藤井隆、実写版『美女と野獣』に参加!吹替キャスト一挙発表
31日、エマ・ワトソン主演映画『美女と野獣』プレミアム吹替版キャスト発表会が都内で行われ、ヒロイン・ベル役(エマ)を昆夏美、野獣役(ダン・スティーヴンス)を山崎育三郎、ガストンの子分ル・フウ役(ジョシュ・ギャッド)を藤井隆が務めることが明らかになった。
1991年製作のディズニー名作アニメーション映画を、『ドリームガールズ』のビル・コンドン監督が実写版ミュージカルとして描く本作。それだけに日本語吹替キャストにもミュージカルで活躍する実力派が集い、燭台のルミエール役(ユアン・マクレガー)は成河、時計のコグスワース役(イアン・マッケラン)は小倉久寛、ポット夫人役(エマ・トンプソン)は岩崎宏美、ガストン役(ルーク・エヴァンス)は吉原光夫が担当。ベルの父モーリス役は村井國夫、マダム・ド・ガルドローブ役は濱田めぐみ、ルミエールの恋人プリュメット役は島田歌穂、ポット夫人の息子チップは池田優斗が務める。
自身もミュージカルで活躍しているものの、お笑い芸人である藤井は「どういうふうにやらせていだだけるのかまだわかっていないですし、メンバーに入れていただけたのが光栄ですし、今、(司会の)中井美穂さんもくすっと笑っていらっしゃいますし、『なぜあなたが?』というね。自分が一番なぜなんだろうと思っています」と自虐気味にコメント。それでも「ディズニーの作品を愛している方はたくさんいらっしゃいますので、粗相のないように精一杯いろんな方に教えていただいて、ガストンさんを盛り上げていきたいと思っています」とガストンの太鼓持ち、ル・フウ役に全力を尽くすと誓った。
ヒロイン・ベル役に抜てきされた昆は「幼い頃から何度も何度も観ていた作品なので、人生何が起こるかわからないといううれしい驚きでいっぱいです」と感激の面持ちだった。吹替版の収録はこれから始まるものの、この日はそれに先立ち吹替キャストによる主題歌披露も行われ、会場を美しい歌声が包んだ。(編集部・市川遥)
映画『美女と野獣』は4月21日より全国公開