サイモン・ペッグ&ニック・フロスト新作を企画中!
映画『ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!』などの仲良しコンビ、サイモン・ペッグ&ニック・フロストが、何やら新しいプロジェクトに取り掛かっているようだ。ニックがエンタメサイト Inverse Entertainment のインタビューで語った。
テレビドラマ「SPACED ~俺たちルームシェアリング~」や、『ショーン・オブ・ザ・デッド』『ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!』『ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!』の通称“ブラッド・アンド・アイスクリーム3部作”といったエドガー・ライト監督作で共演してきたサイモン&ニック。2014年には、2人がライト監督とも再タッグを組む新作企画が進行中であると報じられていたが、実現には至っておらず。
そして今回のインタビューで、ニックは「サイモンと僕はあることに取り組んでいる。今のところ僕たちは、ちょっと特別なことをしようとしているんだ」「まだそれは作業中なんだけど、今年中には情報をもっと明かせるかな」と切り出す。
その企画は、2人が脚本&主演を務めたSFコメディー『宇宙人ポール』に近いと言えるかもしれない。「僕はSFの何かをやりたいんだよ」「ゴーストハンター的というか、コメディーで(エピソードごとに違う敵がでてくる)モンスターズ・オブ・ザ・ウィーク的というか。2人の男と1人の少女、『X-ファイル』っぽいんだけど、彼らは政府機関と提携していないんだ」と構想を説明。
続けざまに、「僕らはジャド・アパトー(『40歳の童貞男』監督)でなければ、J・J・エイブラムス(『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』監督)でもない。それでも『これを観たい』と言ってくれる人々がいる。だから何でもするさ。誰もにすべき仕事があり、誰もがすべてに対して意見を持っていると思う」と熱弁しつつ、「『宇宙人ポール』を執筆していた時、サイモンと僕は何かについて書き留めたメモをくれる人に対して、お決まりのリアクションをしてた。『一体何を知ってるんだ?』ってね。僕が思うに、年を取って大人になるにつれて、そのメモに書かれた意見に耳を傾けるようになる。それは素晴らしいかもしれないし、価値があるのかもしれない」と心境を語った。現段階では、この新作がテレビドラマになるのか、それとも映画になるのか、決まっていないという。(編集部・石神恵美子)