道重さゆみ再生公演で芸能活動再スタートを宣言!「カワイイ」が倍に成長した!
人気アイドルグループ、モーニング娘。を卒業後、およそ2年4か月にわたり芸能活動を休止していた道重さゆみが19日、東京・丸の内の「COTTON CLUB」で公演中の「SAYUMINGLANDOLL~再生~」上演前に報道陣の取材に応じ、芸能活動の本格的な再始動を宣言した。
前日にラジオ番組「MBSヤングタウン土曜日」に出演し、久々に元気な声をファンに届けたばかりの道重は、今回の再生公演で本格的な芸能活動を再スタート。報道陣の前に登場した道重は、「道重さゆみです。2年半休業させていただいたんですけど、今日3月19日、『SAYUMINGLANDOLL~再生~』にて、道重再生します! よろしくお願いします! ただいま帰りました」と再スタートを宣言した。
休業期間中は「基本的にはボーッとしていました」という道重。「13歳から25歳までモーニング娘。として活動していたので、その時にできなかったことをやった」とのことで、「地元に帰ったり、家族とハワイ旅行に行ったり、友だちと映画や買い物に行ったりと、普通の生活をしていました。普通の女の子として、買い物やおしゃれってこんなに楽しいんだと思ったし、自分にとって大切な時期でした」と語るなど、すっかり気分もリフレッシュしたようだ。とはいえ、「モー娘。を卒業したら太るかと思ったけど、ひとりの女性として体形維持は気を付けていました」と語る通り、スタイル維持には気を付けていたという。
「ゆっくりしたかったのと、今後の自分に何ができるのかを考えたかったので、引退は考えていなかった」と語る道重は、今回の復帰のきっかけを「今後、自分は何をしていきたいのかと自分と向き合った時に、わたしは歌とダンスがしたいんだと思ったんです」と振り返る。さらに「演技はしないと思います。バラエティもモー娘。だから出させてもらえたと思うので、2年前とは状況が違う。だから今はバラエティーには出ないんだろうなと思います」と現状を分析。そんな道重に、プロデューサーのつんく♂からは「肩の力を抜いて頑張りや」というメールをもらったという。
「単にライブをするのもどうかな」という道重の考えから、本公演はダンスと歌、音と光、そしてプロジェクション・マッピングやレーザー光線などがミックスされたパフォーマンスショーとなる。「再生」と「希望」をテーマとしており、「コンセプトは、モーニング娘。を卒業してからの2年半をファンタジー化したステージとなっているので、わたしとリンクしたところがいっぱいあって。わたしの気持ちのひとつが、このステージだと思っていただければ」と解説した。
モーニング娘。を卒業した時は「自分のかわいさのピークは25歳だから」と辞める理由を語っていた道重だったが、「休んでみて思ったのが、今でも案外イケるな、保てているなということ。27歳として、大人の魅力もつけてきたので、表現の幅も広がった道重を見てもらいたいです」と呼びかけた。卒業の時を100点だとしたら、現在は「200点くらい。(かわいさも)倍に成長しました。これからはアイドルではなくて、カワイイというジャンルなので、常にかわいさのピークが上昇している」と道重節は健在だった。(取材・文:壬生智裕)
道重さゆみ再生公演「SAYUMINGLANDOLL~再生~」は3月19日から4月16日まで丸の内の「COTTON CLUB」にて上演(全34公演)