「鷹の爪」ジャスティス・リーグとまさかの格差コラボで予算もヤバい?新作映画製作決定
バットマンやスーパーマンなどで知られるDCエンターテインメントのヒーローたちと、FROGMANが手掛けるFlashアニメ「秘密結社 鷹の爪」がコラボレーションした新作映画『DCスーパーヒーローズ vs 鷹の爪団』の製作が決定した。
昨年、DCの悪役集合映画『スーサイド・スクワッド』とのコラボレーション動画を制作したFROGMANが、代表作である「鷹の爪」の最新劇場版で同社と全面タッグ。これにはFROGMAN自身も「どうして私なのか? なぜ他所のスタジオにしなかったのか? いまだ私は騙されている気がしてならない。DCスーパーヒーローズと鷹の爪団の奇跡の格差コラボ。身に余る光栄であることは疑いようがない」ととまどい気味に喜ぶ。
映画の舞台は2017年の東京。なぜかシェアハウスに住むジョーカーたち悪役集団が、鷹の爪団の天才博士レオナルドが開発した秘密兵器でお金を稼いで、映画を作ろうと画策。この事態に鷹の爪団は、ジョーカーたちを追って東京にやってきたヒーローチーム「ジャスティス・リーグ」と共闘することになる。
しかし、ジャスティス・リーグの派手なアクションシーンによって、映画のバジェット(予算)ゲージは蒸発し、画面が雑になる問題が発生。チームから離れてアメリカにいる、「金持ちで暗いヒーロー」バットマンに資金援助をお願いする鷹の爪団の攻防を、日和見なDXファイターや新キャラ“吉田ジャスティス・リーグ”などの登場を交えて描き出す。
およそヒーロー映画らしくない「鷹の爪」ならではといえる物語だが、DCエンターテインメント社長のダイアン・ネルソン氏は「ハリウッドと鷹の爪との素晴らしいタッグの結果を楽しみにしています。小野亮氏またはこの呼び方のほうがわかる方が多いかもしれません、“FROGMAN”にこの特別なコラボレーション実現への感謝の言葉を贈りたいと思います。サンキュー!!」と感謝のコメント。FROGMANも「かくなる上は、いまだ誰も見たことのない英雄譚を描いて見せよう! そしてこれを見た人にこう言わせよう! 『うわぁ、ヤベェ、これ!』と」と意気込む。(編集部・入倉功一)
映画『DCスーパーヒーローズ vs 鷹の爪団』は今秋全国公開